桑島良紀(住まい・まちづくり研究家)

長く住宅・不動産の専門紙に勤務。2024年に「住宅新報」執行役員編集長の職を辞し、57…

桑島良紀(住まい・まちづくり研究家)

長く住宅・不動産の専門紙に勤務。2024年に「住宅新報」執行役員編集長の職を辞し、57歳にして博士の学位を得るべく大学院に進学しました。空き家に関する研究活動のかたわら、住宅や不動産、まちづくりについての情報発信をしていきます。

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アラ還の新たな挑戦

 初めまして。桑島良紀と申します。今日からnoteを始めてみようと思い、初投稿をいたしました。まずは簡単な自己紹介と今後、どのような投稿をしていくかを簡単に触れていきたいと思います。  さて、自己紹介です。投稿をした段階での年齢は57歳になったばかりです。プロフィールにも書いてありますが、2024年4月から大学院の博士課程に進みました。空き家・空き地関係の研究をしています。ストレートで終えても還暦での学位取得であり、〝アラ還〟になってからの新たな挑戦です。  なぜ、空き家

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       東京・築地市場跡地の新たなまちづくりを行う事業者グループが決定し、その計画が公表されました。東京都は4月22日、「築地地区まちづくり事業」において、三井不動産を代表企業としてトヨタ不動産、読売新聞グループ本社などの11社が構成企業として参画するコンソーシアムを選定。「ONE PARK×ONE TOWN」をコンセプトに、5万人収容のマルチスタジアムを中核施設として整備します。また、健康長寿社会に向けた「ウェルネスイノベーション」「食・体験・にぎわい」「迎賓・ホスピタリティ」の

      • 三井不レジ 新築「億ション」も高い人気に 東京・中野駅周辺で進む再開発

         東京・中野駅周辺は、複数の再開発が進行しており、その景色を一変しようとしています。三井不動産と三井不動産レジデンシャルは、複合再開発「パークシティ中野」で整備する2棟のマンション「パークシティ中野 ザ タワー エアーズ」(総戸数545戸、2025年12月下旬竣工予定)と「パークシティ中野 ザ タワー ブリーズ」(総戸数262戸、2025年12月下旬竣工予定)の事前予約案内会を5月3日から完全予約制で開始します。  販売対象は約100人の地権者分を除いた401戸。7月中旬の

        • 三井不動産と東北大 仙台で新産業創出の場とコミュニティづくり

           三井不動産は、4月26日に東北大学の「サイエンスパーク構想」の具体化に向けた協業を発表しました。現在、宮城県仙台市の東北大学青葉山新キャンパスの約4万㎡の敷地では、「サイエンスパーク」の整備が進行中。その第1弾として、4月1日に「国際放射光イノベーション・スマート研究棟」と、産学連携拠点「青葉山ユニバース」の運用を開始しています。  東北大学が強みとする「半導体・量子」「グリーン・宇宙」「ライフサイエンス」「材料科学」をはじめとする学術領域ごとのコミュニティを拡大しつつ、

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          大学×不動産会社×教育・学び=まちづくりの新たな形

           数年前から不動産会社が大学との連携を強化していることは、ご存じでしょうか。2024年4月22日に、三菱地所と東京学芸大学、一般社団法人大丸有環境共生型まちづくり推進協会(エコッツェリア協会)は、「新しい時代の学びの場づくりに関する包括協定」を、東京・大手町にある3×3Lab Futureにおいて締結しました。  今回の協定の内容は、(1)教育・学びを核にしたまちづくりに関すること、(2)新たな学び空間・学び舎に関すること、(3)地域特性を生かした共創コミュニティに関するこ

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