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卒業の日、二十二の瞳へ

あっという間の3年間でした。
とても貴重で、尊くて、振り返るとそんな時間だった。11人が卒業した。

ぶどう畑にも来てくれた。何度も何度も学校に行ったし、神楽の練習も見学させてもらったり、神楽の発表会も観させてもらった。様々な事に奮闘していたし、くだらないバカ話をしたり、大学入試の事で学校に缶詰になった日もあった。でも、その全てが楽しかったです。

ボクもこの3年間、学びと発見があった。皆のおかげで成長出来たと思ってる。ありがとね。

そういえば、入学時からコロナがつきまとった。「制限」が当たり前で、皆の青春は搾取されていったし、そういう環境をボクはどうにかしたいと思っていた。なんとかしたい!と思ったりしていた。けど、なかなか、出来なくてごめんなさい。

皆はたくさんの事を乗り越えたから、この先の未来は、明るいモノであると信じている。心配しないでほしい。

「いや、そんな事言われても心配しかないわ!」って思うかもしれない。これからたくさん辛いことや苦しいことがあるかもだけど、時には逃げたっていいんだよ。逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて。誰も追いつけないほど、逃げたっていい。雨にも風にも負けていい。

でも、諦めないでほしい。

自分がやりたいこと、自分の好きを誰かに奪われる理由はない!!!!

自分の好きな事は諦めないで。いくら努力しても叶わないことがあるかもしれない。叶わなくても、報われなくても、人生、諦めなくて良かった!自分の好きを信じて良かったと思う瞬間が必ず来る。形を変えて、遠回りしても、諦めなくて良かったと思える瞬間に出会う為に全力であってほしい。

そしたらようやく雨にも風にも負けなくなる。そんな丈夫な身体になる。きっと。

今日という日は今日しかないから、3月1日という日も1回きり。もう二度と戻ってこない。そう思うと、今日という日はとても尊いし、毎日は尊い。

数年後にさ、また、いろんな話を聞かせてね。カンタさんは、どうやらまだ、ここにいるらしい。

「さようなら」って言うともう、二度と会えない感覚になるから、ボクはこの言葉を使わないようにしてる。さようならは今日は置いといて、また会える日を楽しみにしてるから、その会える日まで元気でいてね。

さて、とりとめのない話をしました。まだまだ、ずっと話していたいけど、ここで、いったん区切ります。今日という1日。何百回と言われるであろう、この言葉を最後に伝えておきます。







卒業おめでとう!!




                   かんた

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