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『HUNTER×HUNTER』のゴンに学ぶ人間力

最近、アニメの『HUNTER×HUNTER』がNETFLIXで観ることができるようになったので、ついつい一気見してしまいました。

『HUNTER×HUNTER』は現在もマンガで連載がつづいている大名作ですが、なんといっても主人公のゴンの人柄に惹かれます。

そんなゴンの人柄に焦点をあてて、キャラクターの魅力にせまっていきたいと思います。

絶対にあきらめない

印象的なシーンは、ハンター試験でのハンゾーとのタイマンバトルではないでしょうか。

対戦ルールはシンプルで、一方が「参った」と言ったら試合終了。

戦力的に格上のハンゾーにボロボロにされるも、ゴンはかたくなに「参った」とは言いません。

それはなぜかというと「一度あきらめたら、もう二度とジンに会えない気がする」から。

一度の敗北を認めてしまうと、目標へ達成するまでの道が閉ざされてしまう。

そんな緊張感を持ったゴンの言葉に、負けグセの恐ろしさを教わりました。

本質を見抜く

父親に見捨てられた過去をもつゴン。

普通の感覚だと「ヒドイ父親」ということになりますが、ゴンは違う印象を受けます。

それは、「子供である自分を捨ててまでなりたかったハンターってどんな仕事なんだろう?」というもの。

それを知るためにゴンは、父親と同じ、ハンターの道を歩み始めます。

「子供を見捨てる」という一見辛辣な行為も、ゴンにはその背後にある動機が見えていました。

人間の行動というものが、「正義や悪」といったように簡単に二分できるものではなく、もっと複雑で、容易に白黒つけることができものではないということです。

また、物事を印象だけで捉えるのではなく、まっさらな気持ちで、「物事の背後にある本質」を見抜く大切さを教えてくれます。

圧倒的な体力

体力というと、人柄と関係ないように思えますが、実は大きく関係しているのではと考えています。

くじら島の大自然のなかで育ったゴンは、体力が超人並です。

ハンター試験で、試験官にひたすら長距離マラソンについていくという課題では、キルアと一位二位を争うほど。

そんな圧倒的な体力があるからこそ、心がおおらかにもなり、仲間を気遣う余裕や優しさが生まれるのだと思います。

それは、ハンター試験のバッチ争奪戦で、試験の終了間際に、クラピカとレオリオに助太刀しにいくという行動にも見て取れます。

おわりに

ゴンの魅力を「絶対にあきらめない」、「本質を見抜く」、「圧倒的な体力」の三つの視点でまとめました。

じつはこれら三つにおさらまらないほど、ゴンというキャラクターから学ぶことは多いです。

それゆえに、『HUNTER×HUNTER』は一種の自己啓発マンガ・アニメなのではと思えるほど。

マンガ版を読み直したくなってきました。

NETFLIXではグリードアイランド編の頭までのエピソードしか観ることができませんが、つづきが11月から解禁されるので、いまから楽しみです。

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