「トロッコ問題と化したAED先輩」


今、以下の記事が話題になっています。

【女性にAED ためらわないで】
救命に欠かせないAEDですが、「倒れた人が女性だった」ことを理由に使われない、という事態が起きていました。
https://twitter.com/nhk_news/status/1319963722304098304

    私は、普段から男女の社会的立場や行動等について色々調べている者として、皆様に改めてこの問題について考えていただきたいと思い、記事を執筆することにしました。

    ちなみにAEDについて、私は4ヶ月前にこんな風に言及していました。
https://twitter.com/araisan_216/status/1270002956159430658


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    この問題を簡単に言うと
「AEDは一刻も早く使ったほうがいいんだけど、使う時は対象に触れる必要がある」
「いかなる理由があろうとも、女性に触った時点で騒ぎ立てようとする人達が一定数社会に存在する」
というジレンマが引き起こしてしまった事故です。

    ここ数年ずっとぐちゃぐちゃ議論されてきたフェミニズム問題が色々と浮き彫りになったのだと思います。

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    この事故がニュースとして流れた結果、「色々とリスクがあるから、躊躇うのは当然」と考える人達と「そんなリスク(そんなに)無いから躊躇うような事じゃない」と考える人達が出てきました。

両者の意見をまとめると


「躊躇う事じゃない」派



・全部脱がす必要はないし、周りを人で囲むような配慮も出来る
・躊躇う人、男性相手でも使わなさそう


「躊躇って当然」派




    こんな感じのようです。
    私は100%「躊躇って当然」派なので、だいぶ偏ったまとめになってしまっているかと思いますがご了承ください。
(コメント等で意見いただければ追記します)

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    なぜ「怖い」と感じるかは大きく分けて2つあります。
・訴訟されるリスクがある
・晒されて炎上するリスクがある

    このうち、訴訟は根拠としてちょっと弱いと思っています。
「訴訟されても無罪ならいいじゃん」と考える人も多い上に、そもそも訴訟された事例は無いようですし。

    しかし、晒されて炎上する可能性は本当に怖いです。
    意見のところにも貼ったのですが、「AEDを使いたい=セクハラの口実にしようとしてる」と考える人間は実在します。
    もし男性が女性にAEDを使った際、こういう意見を持った女性が周りに一人でも居た場合、何が書かれるかわかったものじゃありません。
    いやまあ、晒されるだけならまだいいのですが、それが過激派フェミニストに見つかった場合、取り返しのつかないくらい炎上するかもしれません。
    何かしらのきっかけで顔と本名が晒されてしまったら、あることないこと書かれてデジタルタトゥーがつくかもしれません。

これを、度々話題に上がる「トロッコ問題」に置き換えた場合

・そのままだと女性が亡くなってしまうかもしれないが、自分はなにもしなくてもそこまで責められない

・レーンを切り替えたら自分が社会的に死ぬかもしれない(低確率ではある)

のようになるかと思われます。

画像1


そこまでのリスクを犯してまで、自分からAEDを使って救助が出来たとしても見返りはほぼ期待出来ません。

(感謝状貰った等の報道が本名付きでされれば、面接とかでプラスに働くかもしれませんが)
    なので、実際にそんな場面に遭遇したら、救急車を呼んだり、走ってAEDを取ってきて近くに居た女性に処置をお願いする等の行動を取るくらいに留めておいが方がいいと思います。
    ここまでリスクとリターンが見合わない行動をしようとする男性は、そのリスクを把握していないor甘く見ているか、下心があるかくらいのものじゃないかと勝手に考えています。(他にあったらごめんなさい)

    逆に、男性が女性にAED使われて「セクハラされた!」なんて言ったとしても、それを擁護する人はほとんど居ないでしょう。
    擁護する人がいないと分かっているからこそ、男性に対しては安心してAEDが使えるんです。

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    …怖いからって何もしないってのもどうかと思い、男性が取れる対策をいくつか考えたので紹介したいと思います。


対策1
・誰が見ても「女に困ってないだろうな」と思われるようなイケメンになる。
---晒されても悪影響を受ける心配はあまりないでしょう。(確実ではないですが)

対策2
・自分自身が日頃から「強固な信頼関係」を築き、もし炎上しても擁護してくれる人も一緒に仕事してくれる人も居るような人間になる。
---炎上した際「本名名義で就職するのが厳しくなる」というが一番大変って人が多いと思います。
しかし、この対策をしておけば炎上しても普通に生きていけるでしょう。

対策3
・働かなくても大丈夫な人間になる。
---生活保護を受ける等で働かなくてもよい立場になれば、もし晒されて炎上したとしてもなんとかなるでしょう。

対策4
・「自分はそんなこと気にせずに使うよ」と普段は言いながら、実際にそういう場面に出くわしたら通行人Aになる。
---自分の評判は上がるし、デジタルタトゥーが付くリスクもなくせます。個人的には一番おすすめです。
(というか正直、「リスクあるから避ける」なんて公言する方がどうかしてるよなと思いながら主張してます)

没案
・誰かが「救助絡みで不当に炎上して職を失った人のため基金」的なのを募り、炎上した人の残りの生涯賃金を保証する。
---完全に単なる思いつき これが上手く運用出来るようなスーパーマンは一生金に困らないと思う。


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    「じゃあお前はどうするんだよ」って声が聞こえてきますが、自分がその現場に立ち会ったらどうするのかは…正直分かりません。
    出来ることなら助けたいと考えてはいるのですが、今まで生きてきた中で、「(男女問わず)道端で知らない誰かが倒れてたという場面に出くわして、その時AED使おうと考えなかった事がある」という経験があれば、「自分は知らない人にAED使う勇気を持ってない人間の可能性が高いです」と言えるのですが、幸か不幸か今までそういう事が無かったので、なんとも言えないんですよね…。
(逆に、「使って当然」みたいに言ってる人のうち、今まで実際に使ったこと無い人間がいたとしたら、なぜそこまで自分に自身が持てるのかが分かりません…)

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    これを解決しようとした場合、現在「助けて当然」と思っている人にいくら呼びかけたところで無駄で、「世論が怖い」と感じてる人を「助けるべき」って考えに変えていくしかありません。

    ここで、ソースはないですが言い切ります。
    「自分も使うの怖いと思ってる派だけど、言うとヘイト買うから黙ってよう」って人達が確実に居ます。

    深く考えずに自らの正義感だけで反対意見を封殺しようとする今の風潮は、今「世論が怖い」と言っている人を「意見を言わないし行動もしない人」に変えてしまうだけです。一切改善に向かいません。

    割りに合わないと声を上げている人や、思ってるけど黙ってる人の中には、女性への嫌悪感だったり仕返ししたいという人たちも一定数居るでしょうが、「助けたいんだけど世論が怖すぎる」という人達もいるはずです。

    この「助けたい」という人達が安心して救いの手を差し出せるように、クソみたいな晒しをする連中にみんなで「No!」を突きつけられる社会になれば、と思います。

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    最期に、私がアンチフェミ的な活動をしている理由をメモ程度にまとめます。
    フェミ活動の標的は男性だというイメージがあるかもしれませんが、本当に被害を受けているのは社会的に活躍していたり容姿で優遇されている女性達です。
    よく調べると、"男性全体"を叩く事は多いですが、実は男性全体への実害はそんなに出ていません。
    たまに個人が目をつけられ炎上させられる事はありますが、女性への被害と比べると大した確率ではないです。
    男性全体の被害に見えるのは、ただのオタク差別がほとんどだと思います。
(オタク差別は改善厳しいと思うので解決するべきとまであんまり思ってない)

    それに比べ女性への被害ですが、以下のようなものがあります。
・女性がAEDを使われにくくなる
・せっかく男女雇用機会均等法が上手く動いてきたのに、生産性が高くない女性が過剰に優遇を求めた結果、女性を雇うリスクがガンガン上がってきてる
--「寿退社・産育休は体の良いリストラ口実」という説(前自分で書いたやつ)
https://note.com/howaito516/n/nddb6c353ed36
・容姿の良さという自分の武器で社会に貢献している女性を使っている広告主等にクレームをつけられ、仕事を失ってしまう
・男性に「結婚は怖い」と感じさせ、結婚する候補の男性が婚活市場から減る
・「専業主婦なんて古い」「もっといい男性を捕まえられるはず」という風潮を作り、婚期が遅れて満足行く相手と結婚するのが難しくなる
(他思いついたら随時追記していきます)

    これだけ被害が出ているのに、現状を把握し声を上げている女性がほとんど居ないのが現状です。
    このままでは、男女が役割を持ってお互い助け合ってきた日本社会が崩壊し、生産性の高い人間と容姿の良い女性以外誰も幸せになれない社会になってしまうかもしれません。(もちろん、能力の高い女性が社会で活躍するのは賛成です)
    日本の未来のために、もっとこの現実をみんなに知ってほしいと思い、アンチフェミ活動をしている…というのが理由の半分です。

    あ、理由のもう半分は、「ツイフェミとかいう、どれだけ集団でいじめても第三者から『可哀想』と思われない人達をいじめて楽しみたい」というものです。
    こういう存在って本当に本当に珍しいので、飽きるまでガンガン遊び倒したいと思います。

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    最後クソみたいな終わり方でしたが、読んでいただきありがとうございました。


※この記事は【反論募集中】です。noteのコメントやリプ、DMでも感想等をお待ちしております。

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