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やばい!もう嫌だ!辛い!しんどい!なにもしたくない!って思ったら宇宙について考える

こんばんは。

今回はちょっとだけ、ネガティブな導入です。
元気だから気にしないでね!!w

無職になって3ヶ月目に突入しました。

文字通りのんびり気ままに、”生活”を送っていますが、
正直なところ、なんか思ったよりは解放感がありません。

もちろん、自由に生きてる実感はあるんだけど、
お金のことは気にしちゃうし、
また働き始めるまでに自分はなにを得られるだろう、
ちゃんと28年間を生きてきた28歳になれてる・・?などなど、
悶々と考えてはついついあつ森にログインして現実逃避をしてしまう、そんな日々です。

ここで、なんとなく思い出してしまう働きアリの法則。笑
どんな集団でも、必ず【働き者・普通・怠け者】が一定の割合で生まれるそうです。

人間の感情も一緒なのではないだろうか、と。
【楽しい・普通・辛い】は一定数あって、辛すぎるからと言って、楽なところに身を置いても、そこはそこで辛いことがある。

バリバリ働く社長さんも、パートさんも、お金持ちの専業主婦も、
大人も、子供も、おばあちゃんおじいちゃんも、
みんな楽しいことも辛いことも一定数あるはず。

そう思ったら、
辛いことがあったとき。しんどいとき。
そういうときにめげないようになりたい・・・けど、
ネガティブをポジティブに変えるのはちょーっとしんどいなとも。

泣きたいときには泣きたい。

となると、私は何より、
楽しいことをちゃんと楽しいと言えるようになりたい。
嬉しいことを嬉しいと実感して、声に出して言いたい。
笑えるときに笑いたい。

そう思うようになりました。

というのも・・ここからが本題です!



『銀河の片隅で科学夜話』という本を読んでいます。

といっても、まだ最初の2つしか読んでいないのだけどw、
すごく素敵な気持ちになれたので、紹介したいの。

手に取ったきっかけは装丁が素敵だったから。

Amazonにありました

この本の著者は全卓樹さんという物理学者さんで、
個人的には「なんか教授の本って小難しいこと書いてありそう・・特に理系ってつまらなそう・・」という、大変失礼な偏見から入ってしまったんですが、帯に書いてあるこの言葉が目に止まりました。

科学者の文章は、独特の詩情を宿していることがある。
数理の光によって世界の深みを照らし出すのである。
ー 若松英輔さん

『銀河の片隅で科学夜話』帯より

「科学と詩情」
「数理と深み」

ちょっと語彙が乏しいのですが、
定量と定性というか、理系なのに文系な感じ?
チグハグな感じに興味を惹かれてしまって。
思わず手に取ってしまいました。


1日の長さは一年に0.000017秒ずつ伸びているらしい

やばくない?ww
1日が24時間だと教えられてきて28年。

6億年前の1日は、22時間だったそうです。
どんどん、どんどん伸びてるんだって。

今後、閏年が2年に1回になるときとかあるんちゃう?とか安直だけど思っちゃうよね。

そういえば1日や1年て誰が、どういう風に区切ってるんだろう?

1日は、地球の自転が大きく関係していて(調べたところ、自転1周分という安易な話ではないらしい)、
公転が大体365日で1周するから、1年と換算されているらしい。

自分は宇宙のなかの、地球のなかの、島で、たまたま「生まれる」ということをして、「生きている」

そんな神秘を改めて感じたことでサウナの整うにも似た気持ちになったわけです。

自分はちっぽけだし、人間だってちっぽけなんだから、
なにしたっていいじゃないか〜

とまぁ、科学者のロマンがちょっとだけ理解できたわけですが、
気になった方はぜひ、読んでみてください。
「人はなぜ流れ星に願いを込めるのか」というのもなかなか興味深かったです。


最後にちょっと、繊細な話をば・・

私は今、無職になって、人生で初めて「今、何者でもない自分」と向き合っています。

保護者がいるわけでもない
学生でもない
社会人でもない
アルバイトでもない

一応逮捕されたら無職って出ると思いますがw、「無い」が肩書きになるって、おもろいですよね。

今は何者でもない私ですが、今までの私は違います。
子供であり、学生であり、社会人でもありました。

長い目で見れば否が応でも「私」って変化していくし、冒頭で書いたとおり、多分良いことも嫌なことも、どんなに逃げたとしても、一定数は経験していくと思うんです。

これはポジティブに捉えたいです。
自分ではどうしようもないときでも、多分、同じ気持ちを経験する人はいる。
どんな形で、どこまで合致するかは状況次第ですが、この世の誰かは、共感してくれたり、寄り添ってくれる人がいると信じています。
もしかしたら今ではなく、過去や、未来の人物かもしれないけどね。

なにもかもが嫌になるとき。
孤独や、焦りを感じてしまって、
心がいっぱいいっぱいになって
手も足も出ないとき。

その一歩手前だなと感じているとき。

宇宙に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。

あなたの心の鉛が、少しでも軽くなりますように。

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