どうやらベトナムはフランス料理が有名らしい。

2023年夏にベトナム、ハノイに行ってきました。マストで行きたい観光地だけいくつか決めて、あとはノープラン、主な目的は食という食い倒れ確定の旅です。

バインミーやフォー、ココナッツコーヒーなど情報収集をするにつれて食べたいものがわんさか出てくるのでこりゃ困った、4日で足りるかなという気持ちですが、その中でも一際目を引く情報が。

「ベトナムはフランス料理が美味しい、値段も格安で街の至る所にフランス料理店がある」

私は1ヶ月半ほどフランスを放浪していた時期があり、フランスにただならぬ憧れがあります。ベトナムナイズドされたフランス料理という響きはそんな私にブッ刺さりました。これは何としても食べなければ。他に食べたいものの予定を皺寄せし、1日平均5食のフードファイター日程を作ってまで予約したのがこちら↓

何故ここにしたのかははっきりとは覚えておらず、、確か、googlemapでの評価の高さと観光との動線の兼ね合いとか色々あったのですが、牛肉のカルパッチョが美味しそうすぎて絶対頼むって決めてたからメニュー先行だったのかもしれません。結果リピ確定の良店だったので以下レポートします。

予約

予約はfacebookの予約欄から行いました。希望の日付と時間帯を選択し、確定されるとメッセージが届きます。同行者が誕生日だったため、「最後にケーキを出せたりしないか」「その場合値段はどうなるか」質問したところ、「デザートプレートなら用意できる」「値段は心配しないで、任せて」といった回答が迅速に届きました。相手の顔色も声色もわからないメッセージでありながら、ホスピタリティの高さが垣間見える、、期待大です。ちなみに私はベトナム語の挨拶すらわからないので英語でやりとり。当日も会話や注文は英語で対応頂きました。

当日

店内は、若い現地の女の子たちからお仕事で駐在中のような欧米系の方々まで賑わっていました。天井が高く、太陽光が差し込み明るい店内は開放感たっぷりです。

メニューは現地に行って選択。2,3,4コースミールから選べます。私たちはスターター＋メイン＋デザートの3コースを選択しました。お値段は565,000ドンで、日本円にすると3,370円。うーん、お安い。前菜にはカボチャスープ、同行者はシーザーサラダ。こっくりして美味しいスープでした。スープの内容は日替わりのようです。

メインは同行者が牛肉のカルパッチョを食べるとずっと決めていたので、折角なら違うものをとサーモンのポワレを選択。正直、牛肉のカルパッチョの方が美味しかった、、、、！

カルパッチョは写真を撮っていなかったので、公式facebookから拝借。フランスではタルタル、日本ではユッケを好む生肉ラバーなのですが、ハノイ滞在中は蒸し蒸しした高気温の中、路上で冷却設備無しに売られている生肉を沢山みてきたので、やや不安がありました。しかし、ここの牛肉たちはしっかり厳選された流通ルートを通ってきているみたいで安心です。次また行く時は、同行者と被りようが1人1カルパッチョしてやります。

デザートにはライムアイス？とフルーツをチョイス。同行者はクレープを頼んでいました。あれ、サプライズを頼んだはずだけど何もメッセージ書かれていないぞ、、、とソワソワしていると

なんとお誕生日祝い用のワンモアデザートが登場。これがベトナムスタイルなのか、、、！どちらも美味しくいただきました。因みにこのデザートは無料でのサービスです。ホスピタリティ。

総括

全体的にお味はめちゃくちゃ美味しかったです。MVPはもちろん牛肉のカルパッチョですが、他の前菜もメインもめっちゃ美味しい。空間も気取りすぎておらず、暖かい接客に感謝しながら純粋に食事を楽しむことができました。これで3300円は安すぎる。リピ確定だし、他のベトナミーズフランス料理も体験してみたいな〜〜〜〜〜！