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【テレビ】脇役シフトが進む

これはフォトギャラリーにあったイラストです。今回、僕が記事としてまとめようと思っていたことを、ズバリ表現してくれていました。我が家は朝ごはんを食べている時、昭和の家庭同様、テレビをつけています。

でも基本的に、誰も観ていません。

気になるニュースや天気予報の時に、一同が注目するくらいです。昭和の家庭ではテレビを囲んで、ワイワイやっていたものです。あー懐かしい。でも、時計の針は戻せないだろうと思います。

子どもたちはそれぞれ、音声ナシのYouTubeを観ています。大人たちはスマホ。それぞれにとって必要な情報を取りながら、ご飯を食べ、でも家族ではんと会話もしています。不思議な光景が、成り立っています。

家族ゲームか。それな。

しばらくしたら子どもたちはテーブルから離れ、学校の準備が整ったら、マンガを読み始めます。そして時間が来たら登校。その後、大人たちはNHK「おかえりモネ」を観て、あーだこーだ言い合ってから出勤します。

このとき、テレビの存在感は「居酒屋の片隅の14インチテレビ」程度のもの。みなお酒と会話に夢中ですから、テレビなどほとんど観ません。でも、天気予報や大きなニュースがあると、そちらに目が行きます。この感じ、わかりますか?

同時多発テロが発生した、2001年9月11日。僕は仕事を終えた後、職場のみんなと近所の居酒屋で「ラーメンサラダ」を食べていました。その時、お店の片隅のテレビが、NYのワールドトレードセンターを映し出しました。

その時のことは、いまも鮮明に覚えています。

あれから20年が経ち、テレビの位置づけは変わりました。夜の食卓はもっと変わっています。わが家ではネットフリックスかアマゾンプライムを観ており、隆盛を誇ったテレビ局が作る番組に見向きもしなくなりました。

この流れは、どんどん進行していくでしょう。

テレビだけじゃないですね。ESG経営、SDGsを人々が重視するようになり、企業もそれを無視できなくなっていきます。5Gそして6G。化石燃料から再生可能エネルギー。放送がオンデマンドになったり、ガソリン車からEV。自家用車からタクシー。

そうでなければ、10年くらい後には40度を超える夏が待っています。

そんな世界を子供たちに残すことはできないでしょう。こうして、僕がnoteに記事を書いているのも、皆さんがそれを読んでいるのも、そういう変化の一つだと思っています。変化するものが必ず生き残ります。

とはいえ、古い戦場に残って闘い続けることを選ぶ人もいると思います。それを必要とする人もいるからです。僕は、そこに残って頑張る人たちがいることを、ずっと忘れずにいたいと思っています。

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