劣等感は飼い慣らした方がきっといい

劣等感ってずっとつきまとってくる
「自分に自信を持ちましょう」
頭ではわかっていている
だけど難しい。きっと長期戦。

辛さに耐え難い時ほど
その言葉を聞いた時点で「無理だ」
なんて感じてもしまう。

自己肯定感を高よう、
自分は自分だ
できることを褒めよう
今日出来たことを褒めよう
自己啓発本なんてもううんざりだ。


頭ではわかってる
だけど今は「○○ができない」
そんな自分にイライラしてる

自信なんて一向につきそうにない
長い時間かけて成功体験積まないと
自信を持つなんて到底難しい

「俺はこれまでこんな経験を積んでこうやって生きてきた」
そんなふうになれたら、それを言える能力があればどんなにいいだろうか。
堂々としてたい。


どうして人の劣等感は可愛いとさえ思ってしまうのに
自分の劣等感はそうは思えないんだろう。

弱いだけじゃダメだけど
弱いところもかわいい

強がってる姿も素敵だけど
弱ってるところも見せた方が
人間らしくてずっと素敵だ

自信家で傲慢な人より
ずっと素敵だ。

だから自分のこともそう思えるようになった方がきっと早い。
誰にでも弱さはあるのだから
今ある辛さも全部投げ出したい気持ちも
せめてそういう自分も「嫌いじゃない」
と思えるくらいには飼い慣らした方がいい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?