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4月研修いろいろ~HRパーソナル診断を活用してみえてくること~

4月は新入社員研修が目白押し。フレッシュな顔ブレにわくわくすると同時に会社になじめるかな?どんな人がいるのかな?そんな不安を抱えながら社会人をスタートする人も多いと思います。
新入社員研修でHRパーソナル診断をどのように活用しているのかご紹介したいと思います。

自分の特性と課題を知る

就職活動で自己分析をたくさんした人でも、あらためて自己分析をして、自分の特性と活かし方を知ります。
自分どんなことにストレスを感じていて、どんなことが得意なのか、苦手なのかわかります。こちらが、あるD社様の新入社員のグラフ

どうですか?
あれ??何か似ている???
そうです。この企業の好みのタイプなんでしょうね。無意識で採用活動をしても結果似た感じのタイプが残るってことがあります。つまりこのグラフを見ることで、必要なコミュニケーションの方法やスキル、伝え方が見えてくます。

上記のグラフの代表的なグラフを読み解きます。
人あたりがよく、素直で感じのよいタイプです。誰からも好かれます。
人間関係を悪くしたり、トラブルになるタイプでなく、いい子といわれる人です。ところが、会話性が低く、話しができてもわかりにくい。伝わりにくい。ということが起こるのです。
仕事では、自分の仕事の進捗状況や内容を上司に伝える、報告することがあります。そのときに、言葉足らずで相手に誤解を与えたり、伝わりにくくなるため業務がすすみにくくなります。
また、創造性が低いため、自分で考えることがかなり苦手です。指示をしっかり与えないと、作業がすすまず、止まってしまいます。止まってもいいのですが、会話性が低いものですから、上司にどう聞いていいのかわからないとなるのです。

課題が明確にした研修を計画する

上記のように課題が明確になれば、研修内容も変ります。本当に必要なスキル何か。仕事のスキルは当然必要ですが、それを伝えるための会話力、指示を受けて行動する行動力も強化しないといけないのです。
このテストをすることで、本人も意識しますし、上司もその課題を知ることで接し方が変わるのです。

上記のタイプでは
①仕事を報告するための会話力の強化
何度もロールプレイングを行い、伝え方のポイントを理解し実践
②質問力を鍛える
指示待ち人間の基本は、言われた指示に疑問を感じません。
自分が行動する内容に疑問を持ちません
なぜ、それをするのか、
なぜ、それが必要なのか
どういう効果があるのか 質問をするくせをつけます


入社員は自分を正しく理解すること

グラフを丁寧に解説することで、自分のことが深く理解できます。
良い悪いでなく、社会に出てどうコミュニケーションを上手にとるかを中心に話しをすすめています。
会話力があれば良いというものではありません。
例えば、会話力があっても、自分のことばかりを話す人、否定的な会話ばかりしてしまう人、人のウワサばかりを話しをする人。報告書を発表するような会話の人。。。。そんなことがわかります。

自分のクセを知ると、コミュニケーションの改善がスピーディーになる。
グラフの解説をした後はディスカッションと自分の取り扱い説明書を作成していただきます。

10名前後新入社員の研修では、お互いに見せ合って理解を深めたり
解説をしている中で、いろいろな事例を伝える中で、笑いや驚きがあり活発意見交換ができます。自分のこと、他人のことには興味ありますからね。

HRパーソナル診断の体験をまだされていない方は是非一度お試しください。


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