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【大転職時代】良い転職ができる方の特徴とは?

こんにちは。HR Climbersです。
今年は暑い夏が続いてますね!一時期梅雨戻りのような減少もありましたが、その後は安定して晴れており、猛暑が続いていますね。
HR Climbersメンバーは基本的にフルリモートで全国どこにいても問題ないので湘南など様々な場所で働いてる方が多いですが、都内は風がなく熱中症などに十分気をつけて頂ければと思います。

本日はサービス開始からこれまでご支援をさせて頂いてきた方で、転職活動をうまく進め、我々エージェントを上手く活用し、転職目的に沿って転職を叶えられている方の特徴を整理したいなと思っています。

良い転職とは?転職の目的設定から考える

まずは良い転職の定義からかなと思います。
これは紛れもなく「転職をするキッカケになった目的が叶えられる企業に転職が決まり活躍する事」だと考えています。
転職を考えたキッカケや目的は人それぞれかなと思います。
ですが、目的のない転職に成功はあり得ない為、逆に言うと転職をする際には「なぜ転職するか?」の目的を定める必要があると思っています。

転職の目的は人によって様々ですが以下のような理由が多いなと感じます。

  1. キャリアビジョンに繋がる職種につきたい(キャリアチェンジ含む)

  2. 興味のある業界、ドメイン、事業に関わりたい

  3. ワークスタイル(フルリモート可や出社したいなど)を変えたい

  4. 現職の業績の低下、新しいチャレンジがしたい

  5. 働くメンバーや関わる人の質を変えたい

  6. 労働条件の改善(労働時間、給与、制度への不満など)

中でも3つ目のワークスタイルの変更においてはコロナ過になり、働き方の柔軟性を求める方が増えた事。コロナの縮小(2022年8月現在は爆増しておりますが。)などにより出社戻りを推奨する企業が増えた事などにより、昨今より強く生まれてきたニーズかなと思います。

この中で、6つ目の理由については注意が必要だなと思います。
転職を考えるキッカケとしては人によって感じる事の違いもありますし、労働条件はとても重要な事であるためキッカケとしては問題ありません。
しかし、転職の「目的」にこれをそのまま転換してしまうと、場合によってはネガティブに捉えられてしまう事もあるのが事実かなと思います。

ハーズバーグの二要因理論という考え方があります。
HR Climbersのユーザーである人事の方には釈迦に説法かなと思いますが、仕事に対する「満足」をもたらす要因と「不満」をもたらす要因を分析した研究結果となります。

これらによると、仕事において「満足」と感じている方は、仕事を通じた達成感や承認、成長度合いや責任のマッチ度合いなど、動機づけ要因と呼ばれる要因の満足度が高まる事で相関がある。という形になっています。
一方で労働条件や給与などは一定の満足感があっても、最終的な仕事の満足度には紐づきずらいという事が分かっています。

企業の人事は当然これらを基本理解しておりますし、この結果を転職活動においても同様と考えるのであれば、致し方ない部分もあるため必ずしもネガティブにはなりませんが、労働条件が目的の転職以上に動機づけ要因を目的として転職をする方がポジティブに捉えられるという事になります。

どのように転職の目的を設定するか?

一方で、労働条件はとても重要で、それらを改善したい転職はネガティブで難しいのか。というともちろんそうではないと思います。
ここで重要且つ、HR Climbersとしても日々お伝えしている事はそれらの理由をポジティブに変換して頂く事です。

例えば、
「労働時間が長いので今の職場を辞めたいと思っている」という理由であれば、「労働時間が長い(具体的にどれくらいか。なぜそうなったのかも説明しつつ)為、インプットの時間が取れない。◯◯を目指す上でインプットが重要な為、そういった時間を確保し更なる成長をする為にも転職を考えている。」
といったような形です。

転職を考える"キッカケ"自体はネガティブな事も多いのが事実だと思います。(不満がなければあまり転職は考えないですよね。)それは問題なく、それらを未来や自分のキャリアビジョンに繋げる為に、どうポジティブな理由に変換するか。がとても重要だと思います。

これは1〜5の理由でも同様で、嘘偽りなく自分の言葉で変換する必要があります。

転職目的を叶えて転職成功される方の特徴とは?

前置きが長くなってしまいましたが本題です。
前途の通り転職目的を明確にする事はとても重要です。そこから転職活動は始まります。
それらを定めた上で、以下のような方がその目的を叶えて転職活動を成功されているように感じます。

  1. 自分事として捉え主体的に動くことができる方

  2. タイムマネジメントを意識して時間を確保する事ができる方

  3. 諸々のレスが速い方

一つ一つ解説していこうと思います。

1. 自分事として捉え主体的に動くことができる方

当然だと思われるかと思います。が、転職目的がブレていたり、時間がない。などの理由で主体的に動く事ができない方がいるのも事実だと思います。

目的を定めた後はスカウトやエージェントからの提案を待つだけでなく必要に応じて自らサーチをしたり、エージェントから情報を収集したり、選考中の企業の対策を立てたりなどと、自分の未来を決める重要な活動だと捉え、主体的に動いていく事が当たり前ですがとても重要だと思います。

2. タイムマネジメントを意識して時間を確保する事ができる方

これはとても重要です。
日々現職でお仕事をされている皆様は、時間がなくとても忙しい方が多いと思います。
ですが、転職活動においては、前途の目的設定や自分への向き合い、求人票の読み込み、資料作りや対策など、ある程度時間をかけて準備を行う必要があります。
ここに時間を使えないと希望する企業からの内定をもらう事ができずに、最低限の条件が満たされている適当な企業に転職する事になり、転職を繰り返してしまう事にも繋がりかねません。

これは若い方ではなく、ミドルやハイレイヤーの方がより顕著だと思います。ミドルレイヤーの方々はある程度成熟されているので、思考など整理されている事も多いですが、自分の未来を定める転職活動は人生においてとても重要な岐路です。
初心に戻り、自らの経験を棚卸ししたり、自分に向き合う時間を作ったり、企業調査をする事は良い転職をする上でとても重要です。

3. 諸々のレスが速い方

これはビジネスにおいても重要なスキルセットかと思いますが、レスの速さもとても重要です。
企業の人事は、自社の都合だけでなく候補者の転職活動の状況なども鑑みて選考プロセス等のスケジュールの打診をしてくる事も少なくありません。

そこで、候補者の方が2,3日連絡を放置する。などをしてしまうと選考のプロセスが崩れたり、それくらいのプライオリティで判断されてしまうんだと理解されてしまう事もあります。

転職はタイミングだという言葉もあります。
タイミングは自ら創り出すもの。だとも言えると思いますので、こういった細かな部分で機会損失をしないように、タイミングを多く作り出せている方は良い転職活動に繋がると考えています。

もちろん難しい意思決定を迫られるような連絡については、「検討します」というレスを返すだけでも問題ありません。

ここを意識するだけで転職活動の味方になってくれる方が増えると感じます。

(番外編)エージェントを味方につける

我々がエージェントという立場だからというのももちろんありますが、転職活動において良質なパートナーを見つける。という事はとても重要です。
エージェントとしっかりタッグを組んで転職活動をされている方は、良い転職をしていると思います。

転職は人生を左右する大きな岐路です。
将来や未来にも繋がりますし、条件面でプライベートの生活にも影響します。考慮する事や考える事も多く、一人で考え抜くのはとてもなかなか大変です。
また、近しい人だけの意見だけで判断していくと、客観的な視点も得られず、ドラスティックに判断する事も難しくなってきます。

エージェントを味方につけ活用する。という事はこれらを解消し、論理的且つ客観的な視点も持ってアドバイスを貰えるパートナーがつく。という事になります。
他者の転職活動と比べて自分はどうか。悪い/良い部分はどこか。各企業の実態や状況はどうか。はもちろん、収入面などのセンシティブな話も良い意味で他人だからこそ話せる部分もあると思います。

自分の転職目的を叶える為に、良い意味でエージェントを巻き込み活用しましょう。


いかがでしたでしょうか?
もし転職活動で悩まれている方やうまく進めたいと考えている方がいれば是非参考になれば幸いです。

HR Climbersでは上記も含めて、良い転職をしたい!と考えている方にしっかりと伴走させて頂きご支援させて頂きます。
お気軽にご連絡頂ければ幸いです!