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(プレゼン下手による)プレゼンの極意〜企業紹介と推しの関係性〜

これまでスタメングループにおいて、TUNAG事業のカスタマーサクセス、FANTS事業のサロンプロデューサー、そして現在STAGEでキャリアコンサルタントをしてきているのですが、どの事業に携わったときにも「すごうさんはとても楽しそうにプレゼンするね」「聞いていてワクワクする」と言っていただくことがありました。

「これを自分以外の人もできるようにするためにはどうしたら良いか?」ということをずっと考えていたらついに極意を発見しましたので、(本当はバラしたくないけど)今日はそのことについて書きたいと思います。



プレゼン対象が好き、もしくは好感を持っている(≒推し)

STAGEの仕事をする中で発生するプレゼンというのは、主に求職者の方に対しての「お仕事紹介」です。

お仕事紹介をしているときにそもそも自分がどういう感情になっているのかということを考えたところ、「この企業、◯◯なところが本当に良くて、私自身がすごく好きだから聞いてほしい」という気持ちになっているなと気づきました。
事実、私は仕事紹介をしていると自分自身がすごく楽しくなってしまって、ずっとにこにこしながら話をしてしまっています。

プレゼン自体のテクニックに長けているわけではないし、よく噛むので自分自身ではあまりうまくないと思っていますが、感情を結構乗せて話すタイプなので、話している内容以上に楽しそうな雰囲気は伝わるのかもしれません。

よくよく考えてみるとこれは「もしかすると自分の推しを友だちに紹介するのに近い行為なのでは」と気づきました。

ここだけの話、私はこっそり推している人がいるのですが、「推しのこういうところが良い、好きである」という話に共感してもらえると嬉しいし、話し相手がどう感じようが(もちろん共感してくれると嬉しいけど)推しの話をしているだけで楽しかったりします。

程度の差はあると思いますが、ペットやキャラクター、ラーメンとか食べ物なども含めると推しとはいえないまでもそれに近い存在は誰しもいる(もしくはある)と思うので、その魅力を語るつもりで話すといいんじゃないかと思います。

ただ、自分のプライベートの推しと違うのは、企業については自分から推せるポイントを探しに行かないといけないということです。
この「推せるポイント」というのは、他の誰かが言っているポイントではなく、自分が心から「推せる!」と思っているポイントのほうが良いと思います。
なぜならそうしないと話していてたぶん自分が楽しくならないので感情が乗らないと思うからです。
感情が乗っていないプレゼンは聞いている人を本気に出来ません。

逆に言えば、自分自身が心から推せるポイントさえ見つかればワクワクするプレゼンに一歩近づけるのだと思います。

※この推す対象が、アイディアや企画案等でも同じだと思っています。
自分がその対象に熱量を持っているということがとても重要だと思っています。


推しについて説明するときはその全体像から話す。

例えば私の推しである山崎賢人について彼を全く知らない人に話すときに「今際の国のアリス2の第6話でウサギ役の土屋太鳳と◯◯してたのがかっこよかった」といきなり言われても、知らない人からしたら何がなんだかわからないですよね?
推しのことを話すということを考えるとまず「山崎賢人って知ってる?」と聞くはずです。

プレゼンで重要なのは「相手に伝わること」だと考えると、相手が推しのことを知らないのであれば、きちんと全体像を理解してもらってから、詳細の魅力を伝えていったほうが伝わるはずです。

山崎賢人の場合だと、

  • 28歳の日本で活躍する男性俳優

  • 映画だと「キングダム」、ドラマだと「朝ドラのまれ」「デスノート」「陸王」「今際の国のアリス」、CMだと「サントリー生ビール トリプル生」に出ている

  • とにかくイケメンで演技もうまい

  • とにかくイケメン(大事なことなので2回言う)

みたいに、全体像を伝えてから順番に詳細を伝えていったほうが伝わりやすいと思います。

つまり仕事紹介に直していうと、例えばスタメンを紹介するとしたら、

  • 2016年創業のITベンチャー。2020年12月に上場。

  • 創業事業「TUNAG」新規事業「漏洩チェッカー」を展開

  • 分社化したスタジアム、Quality Start、STAGEのグループ経営体制を取っている

  • ベンチャーならではの成果主義ではありつつも、エンゲージメントを大事にした社風で、チームで勝つことを大事にしている

  • エンゲージメントを高めるための仕組みが整っており、人数が増えても高いエンゲージメントの状態が維持されている

とかそういう感じになると思います。
全体像のところはできるだけ主観が入らない事実ベースで話していくイメージです。

(ちなみにもし相手が推しのことを知っていたら「(推しについて)どんなイメージを持っている?」と聞くのもいいですよね。そのイメージが自分と相違しているようであれば「実はこんな魅力があるんですよ〜!」と伝えたらいいし、一致していたらお互いに共感しながら盛り上がっていきます)


推しているからこそ、未熟なポイントも魅力的に伝わる

企業も推しも完璧ではないと思っていて、未熟なポイントがあると思っています。
例えば、「顔がとてもタイプでダンスがとても上手だから推してるけど、歌は実はうまくない、でもそこがいい」とかそういったことですが、推しているからこそ、未熟なポイントも魅力的に見えてポジティブに伝えられるのではないかなと思います。

例えば企業紹介でいうと、

  • まだまだベンチャーなので、戦略変更含めて、変化がとても多い。

  • でもだからこそ事業が伸びるし、変化が好きだったりチャレンジし続けたい人にはおすすめの環境(逆にいうとそうじゃない人は全然合わない)
    とかそういったことです。

良いところばかりを話すのではなく、推している(推せるポイントがある)からこそ未熟なポイントが見えるし、それを単なるネガティブ要素ではなく魅力的に変換して話せるのではないかなと思います。

ぜひこの感覚でプレゼンをやってみて、実際どうだったかを教えてもらえると嬉しいです!
(皆さんの推しについても聞いてみたいです!)




というわけで、日々推し活(企業の推しポイントを探す活動)をやっているわけですが、日常に推しがいると人生が豊かになりますよね?

STAGEでは現在キャリアアドバイザーを募集していて、この仕事はまさに自分の日常に推し(≒自分が好きだと思える企業)を増やすことができます!

ぜひ一緒に推しを増やしませんか〜〜〜!?
カジュアル面談でお待ちしております!(宣伝)

(今日の宣伝はちょっと強引だったかな…👀)


追伸:
本日のカバー画像は私の推しである味仙です🌶

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