常連客やコアなファンはどうあるべきか

普段行かないお店、例えば喫茶店とか居酒屋とかで、フラット入ってみたら、店主と常連客だけがいて仲良い様子で、新規客が入りづらい感じだった、ということを経験したことがある人は、結構いるのではないでしょうか?

そんな状況でも気にせず店に入って注文して、むしろ常連に混ざってすぐさま馴染むような、いわゆる「コミュ強」な人もいるでしょうけれど、そうでない人間にとっては、なかなかハードルが高いお店となってしまいます。

いつでも常連客だけが入り浸っていても経営的に問題がないのであれば良いでしょうけれど、そうではなくて新規客も開拓して売上を増やさないとやっていけないのであれば、むしろ常連客が邪魔な存在という場合もあり得ます。

飲食店の場合のお話として例に挙げていますが、これをサッカー、Jリーグのコアサポーターやシーズンチケットホルダーなどに置き換えてみるとどうなるでしょうか?

コアサポーターやシーズンチケットホルダーの雰囲気が、新規客や「にわか」ファンを拒絶するようになってしまっていたら、クラブとしては売上利益が増えず、たまったものではないでしょう。

常連客は、例えば他の客にはないサービスをしてもらったりすることがある一方で、混んできたら早めに店を出て他の客のために席を空けるくらいの配慮もします。客がメリットを享受するだけではなく、店にもメリットを与えてこその常連客です。

コアサポであれば、それによる種々のサービスやグッズを受け取る一方で、新規ファン獲得のための協力もすべきであり、一方的に常連ファンとしてのサービスを過剰に要求してしまったら、それはむしろ厄介客のようなものです。

ちょっと前に、Jリーグ入りを目指すクリアソン新宿の応援スタイル、ゴール裏の在り方について話題になっていました。

全てのクラブが一律にこのようにあるべきだとは思いませんし、既に存在する、ファン主導で作ってきた文化も当然ながら敬意を払われるべきです。

ただ、ウルトラスやコアサポだけがファンではなく、彼らだけが優遇され、新規客が入りづらいのであれば、待っているのは暗い未来しかないことは考えておくべきでしょう。

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