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文学フリマ大阪で買った本の簡単な感想。

あまり上手ではないのですが、簡単な感想を書いてみました。

浅井五月『寿司はSF』
寿司と寿司以外を題材にした自由律俳句集。
「ぴかぴかがかぴかぴ」「お天気アプリに旅の名残」の句が好きです。
浅井さんは葉ね文庫で僕の短冊を見て自由律俳句を始められたそうで、その話を本人から聞けてめっちゃうれしかったです。

『わりかしワンダーランド 01』
僕も自由律俳句で参加させてもらってる合同誌。
それぞれの「大阪と夜」が書かれていて、そこはかとなく住んでる(住んでた)地域も垣間見えて面白い。
色んなジャンルのすごい人たちばかりが参加していて、気後れしっぱなしです。

中之島潤『純喫茶 vol.1』
自由律俳句集。
ミニ個人誌とあったけど113句も載ってて、紙も凝ってて面白い。
「あっけなく続編が終わる」の句が好き。

シン・路上観察ちゃん『シン・路上観察』
僕と同じくサンポーのライターさんのZINE。
とても僕好みの路上観察の写真と、なんとおまけには自由律俳句も!
そちらも好みでした。

『超個人的時間旅行』
藤岡みなみさんが主宰の同人誌。
回想や空想など、様々な趣向の時間旅行を次々と体験できる一冊でした。
藤岡みなみさんご本人が売り子をされていて、ド緊張しながら買いました。

佐藤文香『俳句栞』
佐藤文香さんの俳句が載っている栞のセット。
綺麗だったので購入。
こういうアイテムが買えるのも文フリのいいところですね。

仲内ひより・早川夏馬『制服の街』
お二人の合同歌集。
仲内ひよりさんの歌集は既に持っていたので、その新刊ということもあり買ってみました。
短歌も良くて装丁も凝っていて素晴らしい。

『大阪・別府道中ZINE』
大阪・別府間の道中に関するエッセイなどが載っているZINE。
唯一無二の題材かつ濃い内容で、熱意がすごい。

『ポワアン』
それぞれの好きな短歌を挙げ、そこからイメージしたイラストが載っているZINE。
イラストも短歌も素晴らしい。
サクッと読めて、一首への余韻がゆったりとしているのもいいところ。

『鯉派Vol.1』
短歌のほか、短歌連作・評論・随筆なども載ってる同人誌。
口語自由律短歌に関する評論がとても参考になりました。

『短歌同人誌「ジングル」』
短歌の同人誌。
短歌の良さもさることながら、個人企画も豊富で楽しい。

牛隆佑『鳥の跡、洞の音』
牛さんの待望の第一歌集。
濃厚で素晴らしい歌集でした!
ジョン・レノンの一首が一番好きです。

『半券 005』
短歌・エッセイなどの同人誌。
短歌もエッセイも読み応えがあって、座談会「わたしの短歌の作り方」は特に興味深い内容でした。


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文学フリマ

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