イチハラヒロコさんは、ゴシック体の短い言葉をドンと見せる手法で有名なランゲージアーティストです。

僕が自由律俳句を始める遥か前、広告のキャッチコピーなどにハマっていた時に知り、衝撃を受けました。
イチハラさんを知ったあたりから、「短い言葉で何かを表現する」という創作心が芽生えたように思います。

・イチハラヒロコ / この人ゴミを押しわけて、はやく来やがれ、王子さま。

初期の作品集です。
表紙のような言葉の作品が多数収録されています。
一ページにゴシック体で一言、妙に気持ちをくすぐられます。

・こんどはことばの展覧会だ

この本が最初の書籍ですが、僕は最近買いました。
水戸芸術館にて行われたワークショップの作品をまとめたもので、一般の人から寄せられた言葉を収録してあります。
とにかくたくさんの言葉が収録されていて、他の作品集に比べるとデカい本です。

・イチハラヒロコ / イチハラヒロコの愛と笑いの日々

唯一のエッセイ集です。
しかもイラストはヨシタケシンスケさん、買わない理由がありません。
エッセイはイチハラさんの人柄を存分に堪能できるので、作品にハマった人には特におすすめです。
それと、創作に関するところとかはとても参考になります。