【STEP1-1】教師の最強お仕事メモ術~仕事の覚え方~|「先生ビギナーズガイド」<ステップ1>お仕事術

※本記事はyoutubeの台本を先行公開した記事になります。

ゼロから学べる!先生ビギナーズガイド~笑顔ではたらくための3と30のキホン~

今回は、

<ステップ1>お仕事術【1-1】教師の最強お仕事メモ術~仕事の覚え方~

の講義になります。


どうも、紅葉です。

ここでは、<ステップ1>お仕事術でまずはじめに身に付けたい仕事の覚え方について紹介していきます。


【講義のゴール】

【GOAL】効果的な仕事の覚え方を身に付ける

特別な能力がなくとも、「教師の仕事メモ術」さえ知っていれば誰でも効率的に仕事を覚えることができます。ここでは、メモの取り方を工夫して早く仕事を覚える方法を学びましょう。

本講義の最後には、ゴールを達成するための【TO DO】リストを紹介していますので、ぜひ最後までご視聴ください。


【講義の内容】

  1. 人間は忘れる生き物~エビングハウスの忘却曲線~

  2. 「教師の最強お仕事メモ術」を使って爆速で仕事を覚える

  3. メモ術習得のための重要スキル

以上3本立てでお届けします。

それでは本編スタートです!


1.人間は忘れる生き物~エビングハウスの忘却曲線~

そもそも人間は忘れる生き物です。

ドイツの心理学者であるヘルマン・エビングハウスによる長期記憶について実験によると、人間は情報を記憶したことの約74%を一日後には忘れることが分かっています。

ここで言いたいことは「人間は忘れるから仕事を覚えられなくても仕方がない」ということではありません。

むしろ、忘れるからこそ、定着させるために効率的な方法を知っておこうということです。

エビングハウスの実験の他にも、長期記憶についてここ10年くらいで新たに分かったことがあります。

それは「24時間以内に復習すれば10分程度で100%記憶が戻る」ということです。

また、1週間以内に再度復習したら5分で、さらに1か月以内に復習すれば約3分で記憶が100%近くまで戻ることが明らかになっています。


ウォータールー大学「Curve of Forgetting」より引用

「そんなよく分からない実験結果を言われても…」

と思うかもしれませんが、言いたいことはみなさんが知っている単純なことです。

「早めに復習すればそれだけ仕事を早く覚えられる」

ということです。


「そんなこと分かっているよ!早く仕事の覚え方を教えて!」

そんな声が聞こえてきますが、現場で働いていると理論の部分を学ぶ時間がなかなか取れないと思い、先生ビギナーズガイドでは、根拠となる情報についても紹介しています。

では続けて、実践編に移りましょう。

▼【参考】Curve of Forgettingウォータールー大学の記憶に関する研究▼


2.「教師の最強お仕事メモ術」を使って爆速で仕事を覚える

仕事を覚えるためのメモ術は主に次の2ステップで行います。

【その1.】先輩から教わった仕事の手順をメモ帳に記録する

【その2.】PCを使って仕事内容をまとめる

それでは、一つずつ解説します。

その1.先輩から教わった仕事の手順をメモ帳に記録する

まず、新しく教わった仕事はすぐにPCのメモ帳またはWordやドキュメントに記録します。

デスクトップPCを使っていて、PCを持ち運べない場合は、メモ帳にメモしましょう。

メモをするときのポイントはPCであれば多少のミスや変換は見逃すことです。

また、手書きであればカタカナを駆使しましょう。

例えば、「会議」という言葉を書くとします。その時に漢字でメモを取ろうとすると時間がかかってしまいます。そこで「会議」の「議」をカタカナで表記します。「会ギ」とすることでメモを取る時間が大幅に削減されますよ。


その2.PCを使って仕事内容をまとめる

PCのメモ帳機能または手書きのメモをした後に、Wordまたはドキュメントで仕事の手順や目的、いつやるものなのかなどの内容をまとめます。

一つのデータですべての仕事内容をまとめたいときは、Excelが便利です。

ですが学校の先生の場合、仕事内容をじっくりまとめている時間はあまりありませんよね。

そのため、Wordなどで簡単にまとめることをおすすめします。

やり方はカンタンです。

  1. 仕事の題名を記入する(「週案の書き方」など)

  2. 仕事の頻度を記録する(「週1回、金曜日に提出」など)

  3. 仕事の手順を記録する(「1.教科を書く、2.指導内容を書く」など)

その仕事の目的が分かるなら、合わせて書いておくことをおすすめします。

その仕事を何のためにしているのか、理解できるからです。この目的を考えることで、多少手順が変わったとしても柔軟に対応することができます。

【参考:仕事の記録としてExcelとWordを使う時のメリット】

Excelの利点→シートごとにまとめられる
Wordの利点→形式を気にせず簡単にメモできる

3.メモ術習得のための重要スキル

先ほどお話した「仕事メモ術」を習得するために必要なスキルがあります。

それは「ブランドタッチ」です。

仕事をする上で身に付けておきたいレベルは、「e-typingの腕試しレベルチェックで手元を見ずに250pt以上」です。

概要欄にe-typingのリンクを貼っておきますので、実際に腕試しをしてみましょう。(e-typingは無料でタイピングの練習ができるサイトです。)

「腕試しレベルチェック」にチャレンジして、250ptを超えられなかった方は、以下の順番でタイピング練習をすることをおすすめします。

  1. タイピングの基本が身に付く「魔法の言葉」で練習をする

  2. e-typingで基礎・基本練習をする

  3. 魔法の言葉→応用練習→腕試しレベルチェックを繰り返す

  4. 「腕試しレベルチェック」で250pt達成!

ちなみに、私はこの方法でe-typingの「腕試しレベルチェック」で300ptを達成しました。

一つずつ簡単に解説します。


1.「魔法の言葉」で練習する

ブラインドタッチを練習するのに便利な「魔法の言葉」がこちらです。

パーキングエリアじゅうで、ファンはずっと湯花を蒸す。

pa-kinngueriajuude,fannhazuxtutoyubanawomusu.

この言葉を毎日練習します。最初は手元を見ながらでもいいので正確にタイピングできるようになりましょう。

次に手元を見ずに打ちましょう。指使いを覚えいていない場合は、e-typingの基礎・基本練習をしてから、ブラインドタッチで魔法の言葉を打つのがおすすめです。

そこまでできたら後はスピードを上げるだけです。毎日計測してより速く正確に打つ練習を継続しましょう。


2.e-typingで基礎・基本練習をする

「魔法の言葉」で練習をしたら次はe-typingで練習をします。e-typingでは無料会員登録をすれば、会員用練習メニューが利用できるようになります。

会員用練習メニューで「基礎練習」「基本練習」をすることができます。ここで指使いなども一から覚えることができますよ。


3.魔法の言葉→応用練習→腕試しレベルチェックを繰り返す

e-typingの基礎・基本練習が終わったら、「魔法の言葉→応用練習→腕試しレベルチェック」の流れを繰り返します。

250ptまで達成したら、どの仕事をする上でも最低限必要なタイピングスキルが身に付いているはずです。

一日5分でできる練習方法なので、ぜひ試してみてください。


講義のまとめ

この講義のまとめです。

【講義のゴール】

【GOAL】効果的な仕事の覚え方を身に付ける

特別な能力がなくとも、メモの取り方を工夫して早く仕事を覚える方法を学びました。

教師の最強お仕事メモ術を復習すると、

【その1.】先輩から教わった仕事の手順をメモ帳に記録する

【その2.】PCを使って仕事内容をまとめる

でした。

この2つの流れで覚えていくとより効率的に仕事を進めることができます。

早く仕事を覚えて、あなたのクラスの大切な子ども達のために時間を使えるようにしていきましょう

今回のやることリストはこちらです。

【STEP1-1】やることリスト

①教わった仕事の手順をメモしよう
②PCで仕事内容を1つだけメモしてみよう
③ブラインドタッチを身に付けよう

ノートやスマートフォンのメモ帳、この動画のコメント欄など、どんな形でもいいので、アウトプットすると、より学習の効果が高まりますよ。ぜひコメント欄をご活用ください。


お疲れさまでした。今回の動画は以上になります。

それでは、次の動画「【STEP1-2】仕事ノートの作り方」でお会いしましょう。





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