海鮮惣菜加工を中心とした食品メーカーである株式会社オカムラ食品工業の財務諸表(第54期 第1四半期)を見てみる

「オカムラ食品、海外売上高2割増へ 24年6月期」という記事が目についたので、株式会社オカムラ食品工業をEDINETで調べてみることにした。

・四半期連結貸借対照表,バランスシート/BS

まずは「貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と気になるものに着目する。資産の部から。まず原材料及び貯蔵品(流動資産)で前連結会計年度(2023年6月30日)が、20億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年9月30日)は、65億円と増加している。次に商品及び製品(流動資産)で前連結会計年度(2023年6月30日)が、64億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年9月30日)は、56億円と減少している。次に商品及び製品(流動資産)で前連結会計年度(2023年6月30日)が、64億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年9月30日)は、56億円と減少している。次に現金及び預金(流動資産)で前連結会計年度(2023年6月30日)が、20億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年9月30日)は、65億円と増加している。次に売掛金(流動資産)で前連結会計年度(2023年6月30日)が、32億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年9月30日)は、31億円と減少している。次に仕掛品(流動資産)で前連結会計年度(2023年6月30日)が、11億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年9月30日)は、30億円と増加している。次に有形固定資産(固定資産)で前連結会計年度(2023年6月30日)が、70億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年9月30日)は、76億円と増加している。

負債の部。短期借入金(流動負債)で前連結会計年度(2023年6月30日)が、101億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年9月30日)は、148億円と増加している。次に有償支給取引に係る負債(流動負債)で前連結会計年度(2023年6月30日)が、18億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年9月30日)は、25億円と増加している。次に支払手形及び買掛金(流動負債)で前連結会計年度(2023年6月30日)が、10億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年9月30日)は、16億円と増加している。次に長期借入金(固定負債)で前連結会計年度(2023年6月30日)が、34億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年9月30日)は、36億円と増加している。そして純資産の部で利益剰余金。前連結会計年度(2023年6月30日)が、81億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年9月30日)は、89億円と増加しているので、当第1四半期連結会計期間は稼いでいる。当第1四半期連結会計期間の負債合計(263億円)と純資産合計(127億円)のバランスを見ると、負債合計が上回る。

四半期連結損益計算書

次に損益計算書(PL)。第53期第1四半期の四半期報告書が見つからなかったので、前年同期と比べることができない。が気になった為替差益(営業外収益)。日本食のニーズがある東南アジアを中心に生食用サーモンなど水産物の販売を伸ばしているので、その影響で為替差益が出ていることが考えられる。最後に報告書を見ると、当社グループの事業は当初予想に比べサーモン相場の高騰が継続。養殖事業及び海外加工事業を中心に当社製品に対する需要及び販売価格が高水準で推移。また主な事業地域である東南アジアは堅調な外需による景気の持ち直しが続いている。一方で福島原子力発電所におけるALPS処理水の放出による日本からの食料品への風当たりが強くなる。次に養殖事業(国内)は繰越在庫の販売が順調に推移。海外は、養殖魚の販売はやや遅れ販売数量の減少。一方で単価の高い魚卵の販売の実施で全体として売上は堅調に推移。といったことが書かれている。




よろしければ執筆費用をサポートお願いします!助けてください。