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子どもには「立派で優秀な事例」のみ話して聞かせないでね!って話(就職編)

繊細さん専門の心の相談所『HSP虹色カフェ』の花崎です!
こちらは学校の成績や、進路や、就職、教育に関する提案ですが…
子どもは大人の言うことを真面目に受け止めすぎて、影響されてしまうので、立派な情報のみを伝えて惑わさないでね、っていうお話です ♪
よろしかったら、最後までおつき合いください。

能力の高い立派な人の話ばかりを聞かされていると、そういう人こそが立派なのだと捉えて、自分以外の世の中の多くが立派な人であり、自分は全然そこには追いつけないと、自分はダメであるかのように感じられてしまうものなのです。
これはヒガミじゃないですよ。立派な人の話ばかり聞きながら、その地点に行けない人は否定されているかのように感じられるのが、人の心理です。

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比べて「自分はちゃんとできていない(ダメだ)」「頑張っても皆んなのようにはできない」と心を沈ませる子(人)が出てきています。
自分は立派な生き方をしていると信じて、そうじゃないと思う人たちを見下してしまう人も、出てきています。

そのような中で、繊細さんの中には、就職、離職や転職、職歴で大変悩む人がいるのです。本当は悩む必要がないのに、悩んでいるんですよ。
それには理由があります。
祖父母から父母へ。父母から我が子へ。周囲の人間からも威圧を感じる…世間の常識。

そのからくりを、きちんと考えてみたいと思います。
こちらの記事に書いたような考え方を、親や教師だけでなく、周囲の大人たちが取り入れて、世の中が少しずつ変わっていったらいいな、と願います。
とくに親御さんには、幼少期からの子育てなど他にも応用して、一生かけてお子さんの心を明るくハッピーに育んでいただけたら大変嬉しいです。

このような仕事をしていると出会うのですが、じつはご自分の職に対して、誇りを持てないでいる方って結構多いんですよ。
人から悪く思われたり、人から認められないことがストレスになってしまう繊細さん。親を悲しませていると悩む繊細さん。こんな状態では情けないと現状に満足できず自分を否定し悲しむ繊細さん。

「空気」を読んで他人軸で生きていると、苦しいでしょう…
とても真面目に一生懸命に働いたり就職活動をしたりしているのに、それでもいつも自分を否定している。

でもそれって、ご自分のせいではなかったんですよ。
日本に古くからある考え方。習慣。文化。教育。世間の常識。
心優しい繊細さんは、そのようなものに子どもの頃から影響されてきたのではないでしょうか。
周囲の声を、きちんと受け止めてきた表れではないでしょうか。

こちらは有料部分も含め、全14,000文字以上の記事となっています。
有料は心苦しくもあるのですが、運営費に充てさせていただいています。
今回も、これまで繊細さんの就活相談を受けてきた私が、その方たちに共通しているように感じていることも含めて、発信します。

私も内向型のHSPで相当な繊細さを持っています

HSPの多くが感じるような集団での対人関係の苦手さを、私も若い頃から感じながら過ごしてきました!
今はそういうのは克服して平気になっていますが、それでも人の負の感情がすぐに伝わってくるので、平気な顔をしながら心身が疲弊することもあります。人のイライラも、怒りも、不満も、疲れる…

だからノルマも苦手です。職場の和やかな雰囲気が壊れて否定や叱責が飛び交うことがあると、ツラいのです。
人には得手不得手がありますよね!笑
だから自分の好んだ仕事に就くことってハナマルでハッピーな人生に繋がると思っているし、人にはそういう選択をする自由もあると信じています。

さて、私には33もの職歴があるんですよ ♪
多くは日雇い派遣での単発業務でしたが、有り難いことに、これまで本当に多くの企業や職を見る貴重な機会を得てきました。
大企業、中小企業、小規模事業所。
製造現場、販売、経理、労務、一般事務、営業事務。
内職、託児、ポスティング、データ入力、カウンセラー(個人事業主)。

面白いほどの職歴を持っていますが、私は何回転職をしても自信喪失するどころか、自信満々です。たくさんの経験をして、話題豊富ですもの!
ノルマ地獄のときには心を病みかけましたが、そのときの経験も今の仕事に活かせています!笑

そう、すべては自分次第。自分がどう捉え、どう考えるかです!
ご自分の魅力を、再発見できたらいいですね。
努力した部分を再認識できたらいいですね。
就活に関しては私、HSP側から見た、独自の意見を持っています。
親との関係、就活、敏感さ、繊細さでお困りの方は、ぜひご相談ください。

まずはこちらの記事で、似たような考えを持つ繊細さんが、職業に関しての偏見を解き、ご自分がご自分らしく、生き生きと過ごしていけますように変化できることを願っています ♪

記事の構成は次のとおりです

1. 思い出してください、赤ちゃんのときは、自分も人のことも評価しなかったのです
2. 評価することを覚えてしまう
3. 子ども脳は多くを吸収しながら成長を重ねる
4. 今の子どもたちのいる世界
5. 学校で伝わる、進学や就職への「普通」
6. こんな例から、考えてみましょう
7. 地道な人生にも華があることを知ってほしい
8. 何がその人にとっての適職で幸せかは、わからないのです
9. 家庭環境、親の情報格差
10. 世間のネガティブな評価が、自尊心を傷つける
11. 親の理想が高すぎるからHSCの心には負荷がかかる!!
12. HSPの就職に関して思うこと
13. 就活、人に支援してもらうのも手です!
14. 無職でいる間にも、できることはたくさんありますよ

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