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HSPやINFJは「誰かをほめると損をする」と思いがちなゼロサム思考人間を避けることで快適に過ごせる理由

決して人を褒めない人がいる。正確にいうと、褒めないというより褒められない人になるだろう。

こういう人は共通して「誰かを褒めると自分の価値が下がる」という信念の持ち主である。

劣等感の強いナルシストほど、ほめることを要求するわりには他者をほめないものだ。

自分の価値を自分で受け取れていない人は、誰かの価値を認めることへ無意識の恐れがある。

HSPやINFJはこういった人たちとの関わりをできるだけ避けて、自他の価値を認められている人と付き合った方がいい。

ゼロサム思考という概念がある。

ゼロサム思考は、全員の利得の総和がゼロになるゼロサムゲームに由来している。「得をする人がいるためには、必ず損をする人がいなければならない」これがゼロサム的な考えだ。

人間関係をゼロサム思考で解釈する人は、度々寂しさや不安を感じてきた人だ。

誰かが賞賛される場に居合わせた際に「あの人がほめられたけど、自分はほめられていない」「ということはあの人にだけ価値があって、自分には価値がないということだ」こんなみじめさを何度も何度も感じてきた人ほど、ゼロサム思考に陥りやすい。

認知の歪みといえばそれまでだが、プライドが高くほめるのが苦手な人ほどゼロサム思考の持ち主である確率が高い。

人間関係は、パイの取り合いではない。

お互いの価値を認めて心地よい関係を築き、相互に成長していくことも十分可能だ。

人間関係をゼロサム思考で捉える癖がある人は、根底で他者への不信感があるのかもしれない。怒りや寂しさ、人に言えない悲しみがあり、それを心の奥底へ抑圧してきた人かもしれない。

ゼロサム思考人間は、あなたを疲れさせてしんどさとストレスを与える人である。

優しい人ほど、こういったタイプの人間に搾取されやすいので注意が必要だ。

あなたを笑顔にしてくれる人は、あなたの良いところに目を向け、それを言葉や態度、表情でしっかり伝えてくれる人にちがいない。

人生はあっという間に過ぎる。

だからこそ、心地よい関係性を増やすことが重要だ。

「何があってもあなたの価値を認めようとしない」そんな人は避けよう。

そして一緒にいるだけで心身が緩む人と過ごすことで、あなたの幸福度はおのずと上がるだろう。

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