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HSPに多い「共感性羞恥心」をご存知でしょうか?

少し前に「HSPは照れやすい」といった内容の記事を投稿しました。

色々調べていると、HSPに多い共感性羞恥、共感性羞恥心という言葉を発見。

これが実に興味深いんです。

共感性羞恥って何?

『Smartlog』のサイトから引用させていただきましょう。

共感性羞恥心(きょうかんせいしゅうちしん)の意味とは?
共感性羞恥(きょうかんせいしゅうち)とは、他人が怒鳴られたり、叱られたりして恥をかいている時、他人事なはずなのに自分も恥ずかしいと感じてしまう感情を意味する言葉。

これは、テレビや映画などで、自分とはなんの接点もない人が恥ずかしい思いをしている時に起こる感情なのです。

そして、この共感性羞恥心とは、感受性や共感性が人一倍敏感な人がよく実感している感情でもあります。


共感性羞恥心を感じる具体的なシーンとは?
この共感性羞恥心は、普段の生活の様々なシーンで発生します。

バラエティ番組でのお笑い芸人のトークが全くウケず、壇上で芸人が焦っていた。
ドッキリ番組で、大勢の前でタレントが驚かされて恥ずかしがっていた。
なんとなく見たドラマで、濃厚なキスシーンが出てきた。
道を歩いていたら、目の前で見知らぬ人が盛大に転んだ。
カフェでケーキを食べていたら、隣の席の人が飲んでいたコーヒーをむせて、店中の注目を集めていた。
会社で同僚が、簡単な漢字の読み方を間違えてみんなに笑われていた。
駅の改札で、なぜか通過できずオロオロと焦っている人がいた。
など、本当に日常生活においてよくあることから感じてしまうのです。

Smartlog「共感性羞恥心とは、どんな意味?感じやすい人の特徴から克服方法まで大公開

記事を読んで「この感覚、めっちゃあるなあ」「今まで何度も感じてきたなあ」と思いました。

僕はHSP気質ゆえか、すぐ恥ずかしさを感じるトゥーシャイシャイボーイです(笑)

誰かが恥ずかしそうにしているのを見ると、ミラーニューロンが反応するのか、決まって恥ずかしくなるのです。

二次元の作品を見ても、共感性羞恥を感じるHSP気質の人は少なくありません。

ちなみに『ちびまる子』の『ゆううつな参観日』の回の迷場面「いいじゃん いいじゃん プップクプーーッ」は漫画史上最大の共感性羞恥だと思っています(笑)


漫才の観覧で感じた羞恥心

お笑い好きなので、過去にM-1グランプリの予選を何度か見に行ったことがありました。

M-1の1回戦は、プロの芸人さんだけでなくアマチュアの方もたくさん参加されます。

堂々と漫才される方もいれば、もじもじ照れながら漫才をされる方も…。

このもじもじした人を見ると、自分がまるで舞台上に上げられたかのような恥ずかしさを覚えるため直視できません。

少しズレるかもしれませんが、仲良くなりこちらが愛着を抱くような人が、人前で何かするのもハラハラドキドキしすぎて見てられないのです。

家族でもないのに、その人の家族になったような感覚になり、なぜだか「大丈夫かな?」「ちゃんとできるかな!?」と我が子を見守る親御さんのような目線になることも。

「授業参観中の親御さんは、こんな気持ち?」と、想像しています。

共感力の高いHSP気質は、羞恥心だけでなく他人が怒られているのを見ると、自分が怒られているような感覚に陥りやすいようですね。

もし「共感性羞恥の感覚がわかる!」という方がおられたら、コメント欄でどんなシチュエーションでどういう気持ちになるのか教えていただけると、ありがたいです。


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