「負けを認めたら楽に!」人生は勝利より敗北の方が多い…それもまた味わい

「三度の飯より負けることが好きなんです」と、いう人は恐らくいないはずだ。

負けるより勝ちたいというのが人の本能。

しかし、生きていると勝つよりも負けることの方が多い。

イチロー氏の生涯打率は、3割1分強。武豊騎手の通算勝率も3割にはいかない。

こんなスーパースターでさえも、勝利より敗北の方が多いのだ。

若いころに、自分のことを大した人間だと思い込みたくて、負けを直視できない時期があった。

負けを否認する癖がつくと、成長できなくなる。

そして言い訳だけが上達していく。

さすがに四十路を超えると、否が応でも「自分は大したことない」と認めざるをえなくなる。

天才に憧れた時期もあるが、今では「凡庸でもええやないか」と開き直っている。

負けを認められてからの方が、景色がクリアになり、色々な物事が上手くいき出した。

重要なのは負けた後の対処法。

「なぜ負けたのか?」「次、負けないようには何をすればいいのか?」が見えてくれば、事態の改善は可能だし、どんどん変化していける。

負け癖をつける必要はないが、先に進むためには負けを受容しなければいけない。

プライドが高いとこれが困難になる。

負け続けるとくじけそうになるが、それでも光明を見つけコツコツ積み重ねていると、やがて勝つこともある。

敗北を経ての勝利は、その人オリジナルのストーリーとなる。

負ける辛さやしんどさを知っている人は、負けた人を嘲笑うことをしないし優しい。

反対に負けることを恐れ勝利至上主義に陥った人は、ギスギスしていてマウントをとりがちだ。

「負けは人生に彩を与えてくれる」そう考えれば、肩の力が抜けるかもしれない。

「負けるが勝ち」という言葉があるように、負けるのはそんなに悪いことじゃない。

負けても、また立ち上がればいいじゃないか。



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