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和田秀樹『なぜか人生がうまくいく「明るい人」の科学』の紹介

年々、勝ち負けにこだわりすぎる人、白黒思考の人が周囲から減っている。

そういう人たちの考え方を否定するつもりはないのだが、波長が合わないので疎遠になるのだろう。

自分軸で暮らしを楽しむのには、自然体であることが大事だ。

「これだけが唯一の正解!」なんて肩肘を張りながら主観的な正解を押し付る視野の狭い人とは、やっぱり一緒にいたいない。

精神科医の和田秀樹さんの書かれた『なぜか人生がうまくいく「明るい人」の科学』

には「いかにリラックスして日々を楽しむか?」そのコツがたくさん書かれていた。

社会的に成功を収めているのに、いつも仏頂面で不満ばかりを口にしている人物の例が載っていたが、日々を楽しめる人は、周囲の人に感謝できる気持ちがある人ではないだろうか。

和田さんは、お仕事柄たくさんのお年寄りと接してこられたが、やはり前向きに生きる人は明るさを持っているという。

生きていればふさぎ込むこともあるが、そこから立ち直り前に進める人は自分を信頼し明るく暮らせる人なのだろう。

明るいと聞けば、ぱあっと華やかな明るさのみをイメージされるかもしれない。

しかし和田さんは「相手の長所を見出すのも明るさである」といったことを記されていた。

あらゆる事象には陰と陽の両面がある。

ポジティブな面に目を向けられる人というのは、視野が広い。

それはきっと心身から力が抜けている証拠なのだ。

頑張り過ぎずに日々を楽しみたい人へおすすめの一冊。

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