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「HSPやINFJが持つ温厚という性質は宝物にちがいない」という話

先日、スーパーで買い物をしている際のことだ。その日も、レジの前に長蛇の列ができていた。

僕がよく赴くこちらのスーパーは、18時頃になると混雑する。

タイミング悪くレジの機械にトラブルが発生し店員さんが「すみません、すみません💦」と焦っていた。

列に並んでいた人は、誰ひとり怒ることなく穏やかにレジの復旧を待っている。

こういう平和な光景はつい和む。

前にあるお店で中年の男性が目を吊り上げて「上の者を出せ!」とお決まりのフレーズで店員の男性を怒鳴っていた。

何があったか知らないが、こういった状況に出くわすだけで嫌な気持ちになる。

改善欲求を伝えるにしても、言い方というものがある。

怒りを吐き出して、すっきりするのは怒りを吐き出した当人だけである。

同じ出来事に遭遇しても、感情を乱さない人もいれば声高に自分の権利を主張し相手を攻撃する人もいる。

価値観が異なると行動も異なるものだ。

noteでつながったHSP気質、INFJの方と接していると温和な平和主義者が多い。

noteは治安が良いところなので、自然と優しい人が集っているのだと思うが、安定して温和である人はかなり価値ある存在だと思う。

世の中で影響力を持つ者は、派手な性質であることが多い。

一目を引いて強い言葉で人を魅了するような人間の方が、インフルエンサーとしての適性があるのだろう。

影響力は経済力と言い換えられるので、重宝されるのもわかる。

しかし僕はそういったインフルエンサーよりも、温和で地道に日々を丁寧に送っている人と仲良くしたい。

破壊と創造を繰り返すアップダウンの激しい生き方をする人は、ときに近くの人たちに大きなダメージを与える。

一方、日々を丁寧に送れる人たちは派手さこそないが、近くの人に安定した癒しを提供しているはずだ。

どちらが優れているということでは、もちろんない。

でも僕は穏やかで優しい平和主義者に囲まれて過ごしたい。

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