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チームで育てる開発組織! 自信ゼロ・エンジニアの成長物語

2025年の上場を目指し、急成長・急拡大している辻・本郷 ITコンサルティング(以下、ITC)。

今回は、システム事業部で各種サービスの開発・運用に携わる久保田 悠真さんに話を伺います。

・なぜ、ITCに入社したのか?
・短期間でプロジェクトリーダーになれた理由とは?
・他社にはない、ITCの開発環境の良いところは?

とくに、20代〜30代前半のエンジニア志望の方は刺さる部分があるかも!?
本音を伺ったインタビューの様子をお楽しみください!

#プロフィール
久保田悠真(くぼた ゆうま)
システム事業部 エンジニア
1995年 生まれ。Webのシステム開発経験を経て、2022年3月 に株式会社betterに入社。2022年9月 より辻・本郷ITコンサルティング株式会社に転籍。主に相続関係のシステム開発に携わる。趣味は映画鑑賞と喫煙所を探すこと。

ITCに入社を決めた2つの理由

――システム事業部でエンジニアとして活躍されている久保田さん。入社して1年3カ月 が経ちますが、今の心境をお聞かせください。

ようやく自信がついてきたかな、という印象です(笑)。僕はもともと自己肯定感がかなり低いタイプでして、つい最近まで「本当に、自分で大丈夫なのかな?」という不安・疑問を抱きながら仕事をしていました。

ただ、ここ半年ほどで重要度の高いプロジェクトを任せてもらうことができ、ようやく一人前になれたかなという感覚です。自信満々かというと、まったくそんなことはないのですが……。

――わずか1年で急成長されているわけですね。今日はそのあたりのストーリーをお聞かせいただければと思うのですが、そもそもITCには、何がきっかけで入社したのでしょうか?

ITCは3社目なのですが、2社目では自分のやりたいことと業務内容にミスマッチがあったんです。僕はWeb言語(フロントエンドやRubyなど)を学びたかったものの、まったくその機会がなくて。次第にモヤモヤが溜まり、仕事に対して冷めた気持ちになりました。「まあ誰かがやってくれるでしょ」という感じで、主体性も成長意欲もない状態でしたね。
 
ITCを選んだ理由は、大きく2つあります。1つは、自社のWebサービスにフルスタックで開発できること。ちょうど「このままじゃまずいな」と思う気持ちが強くなった時期だったこともあり、興味があったWeb言語を幅広く経験できることは大きな魅力でした。
 
もう1つは、「人の良さ」です。当時の僕は、エンジニアとして半人前で自己肯定感が低く、やる気や熱意をアピールするタイプでもない、すべてが中途半端な人間でした。
 
でもITCの方々は、そんな僕にでも可能性を感じてくれて、親身になって耳を傾けてくれたり、不安を解消してくれたりしたんです。しかもそれが嘘っぽくなかった。入社前であっても、ITCで働く人たちの「真摯な姿勢」や「懐の深さ」はめっちゃ伝わりましたね。

――久保田さんの何が評価されて入社できたとお考えですか?

この取材のために、面接担当だったマネージャーに聞いてみたんですよ。そしたら、募集していた技術をある程度経験していたことに加え、「不器用でも自分の言葉で話をしていたこと」「“自分は運が良い”と言ったこと」がポイントだったようです。スキルや経験以上に、人間としての魅力や可能性を重視しているのかな、と感じましたね。
 
実際、僕が魅力的かどうかは別として(笑)、ITCには魅力的という言葉では語りきれないほど、人として素晴らしい方々ばかりだと思いますよ。

「逃げる」ではなく「立ち向かう」マインドに

――「エンジニアとして半人前だった」ということですが、入社後はいろいろ苦労があったのではないですか?

「フロント言語もサーバーサイド言語の両方を担当する」と言われて入社したのですが、いざ現場に出ると自分の知識だけではカバーできない場面が多々ありました。税務に関して学ぶ必要もありましたし、前職で経験していたRuby on Railsもまったく書き方が違くて……。「自分、やばいんちゃうか?」と思いました。
 
それでも、マネージャーの方々が丁寧にサポートしてくれましたし、僕がちょうど乗り越えられそうなレベル感の目標を設定してくれたので、しんどいながらも「頑張ろう」と思えました。
 
僕はこれまで仕事や会社に対して斜(はす)に構えていて、挑戦することから逃げていました。2社目まではそれでなんとかなったし、それでいいと思っていたんです。
 
でもITCに入社して、人生で初めて「逃げずに本気でやってみよう」「自分から壁に立ち向かって行こう」と考えるようになりました。

――それまでとは真逆ともいえる心境の変化ですね。

自分が一番驚いています(笑)。そして、10カ月ほどがむしゃらに前進していたら、大きなプロジェクトのメイン担当を任されることになりました。自社サービスの課金の仕組みが変わることになり、使用していた課金システムの追加アップデートを一任されたんです。それまでは文言修正などテンプレ的な改善だったのですが、初めてのゼロイチのアップデートでした。
 
課金システムに不具合が出たら、ユーザーの信頼を一気に損ねる事態になりかねません。かなりプレッシャーのある案件でした。新世紀エヴァンゲリオンの主人公・碇シンジのように「逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ」という精神で取り組みましたね(笑)。
 
でも、そんな重要な仕事を任せてくれたということは、「自分のことを認めてくれている」とも言い換えられます。実際、しっかり考えたことをマネージャーに提案したら、納得してもらえたことが多々ありました。
 
このとき、限界を引き伸ばせたというか、「自分の意見もテーブルに乗るんだ」「全力でやれば、周りに認めてもらえるんだ」ということを実感したんです。このプロジェクトをきっかけに、自己肯定感がだいぶ高まったと思っています。

初めてのプロジェクトリーダーを経験して気づいたこと

――その後は、どういったプロジェクトに携わられたのでしょうか?

会計事務所向けの相続業務支援サービス「NEXTA相続」の新規開発、データベース設計、チームマネジメントを担当しました。このプロジェクトでは、なんといってもメンバー2人のマネジメントを任されたことが大きな経験でした。
 
実は、前職では部下を1人持ったことがあるんです。でも、当時の僕は圧倒的に能力・知識不足で「聞かれても答えられない」という状況だったため、なるべく話しかけられないよう意識的に距離を置いていました。
 
けれど、1年近くさまざまな経験を積むなかで、マネジメントについても興味を持ち始めていたんです。当時の苦い思い出がよみがえってくることもありましたが、「せっかくの機会なんだから頑張ってみよう」と前向きに考えるようにしました。

――実際に2人のマネジメントをしてみて、どうでしたか?

いろいろなことを学ばせてもらいました。たとえば、「自分の思いをしっかり伝えることの大切さ」。認識齟齬が生じていないか、相手のミスに対してどう改善していくべきかなど、こまめに確認・意思表示をすることがプロジェクトを円滑に進めるうえでは必須だと気づきました。
 
僕みたいな面倒くさがり屋だと、「まあ伝えなくてもいいか」と思いがち。でも、一歩踏み込んで対話することで、お互いの理解も深まり、意思疎通がスムーズになります。
 
また、言語化してアドバイスするなかで、技術への理解度も高まりました。それまでボンヤリとわかっていたことが、「自分が本当に理解しないと、説明しても伝わらないな」と気づけたことが大きいと思います。リーダーとしてはもちろん、プレーヤーとしても成長をできた経験だったと感じますね。

「人の良さ」だけじゃない! ITCの開発環境の魅力とは?

――開発組織としてのITCの特徴・魅力を教えてください。
 
さきほどお伝えしたように、まずは「人の良さ」。とにかくこれを強調したいですね。入社後のサポートの厚さはもちろん、「なぜ、これをやろうとしているのか?」「なぜ、これが大切なのか?」をしっかり伝えてくれるので、納得感をもって業務に取り組めます。

マネージャー陣との距離も絶妙で、近すぎず遠すぎず、こちらから話しかけやすい雰囲気です。ときにはランチに誘ったりしてくれて、「ああ自分は、いつでも受け入れてもらえるんだな」という安心感を早い段階から持つことができましたね。

――開発環境はどうでしょうか?
 
Dockerやwebpackなどの環境構築がしっかりできあがっているのが魅力です。顧客に見える部分ではありませんが、ここが整備されているところに、エンジニアとしてのやりやすさや、開発組織としての深さを感じますね。
 
また、ITCはデザイナーさんやブランドデザイン室との距離が近いんです。細かい質問や確認など、気軽にコミュニケーションできる環境なので、「よくわからない部分もあるけど開発を進める」ということが起きません。開発経験者なら理解いただけると思うのですが、業務に対する納得感は仕事を進めるうえで大きなモチベーションになるんですよ。

――最後に、ITCへの入社を考えている読者にメッセージをお願いします。
 
最近、経験豊かなマネージャーが入社して、それまで進んでいた変革がさらに加速した印象です。これまで以上に風通しが良くなり、わからないことに対しての質問がしやすくなりました。
 
発展途上だからこそ、気付きをすぐに思ったように反映できますし、クラウド開発や、外部SaaSとの連携を行う開発など、最新のトレンドを踏まえた案件にチャレンジできる環境です。
 
僕自身、今は割り振られた案件を行っている状態ですが、今後は自分からどんどん提案をしていきたいと考えています。意欲の高い人、メリハリをもって働ける人と一緒に成長していきたいですね!

#代表的な1日のスケジュール
09:00 起床。歯磨き、洗顔
09:10 腹がちぎれるまで朝飯をかきこむ
09:30 始業。メールやSlack確認
10:00 朝会(チーム会議)
10:30 朝会終了後、コンビニ行きがてら喫煙
10:45 タスクを行う
12:30 昼休憩。お腹は空いていないので1時間しっかり寝る
13:28 起床。髪を結んで顔を洗う
13:30 タスクを行う
14:00 会議など
16:00 1on1やタスクを行う
17:00 夕会(チーム会議)
17:30 1on1やタスクを行う
19:00 終業
19:10 帰宅後、まず風呂に入る
20:00 夜飯を作る
21:00 ゲーム、プラモ作り、映画・ドラマ視聴、遊びに出かける、など
28:00 就寝

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辻・本郷 ITコンサルティングでは現在、全力で一緒に働ける仲間を探しています。少しでもご興味ある方はぜひ、以下の採用ページからお気軽にご連絡ください!

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