【あらすじ】
1年前にデビューし、ダブルセンターの音弥、楽を筆頭に人気上昇中の男性6人組アイドルグループ・アルビレオ。だが、実は音弥と楽以外のメンバー・春樹、夏純、秋人、冬彦はまったく人気がない。番組に出ても一人で抜かれることはなく、周りからはセンター2人の後ろで踊っているだけのバックダンサーの意から「後衛」と呼ばれていた。ファンから認知されない虚しさ、楽からのいじめなど、理不尽ばかりが降りかかる日々。毎晩、こんな日々から抜け出すための作戦会議と称した4人だけの苦い酒を飲みながらの愚痴大会が行われていた。だが、偶然居合わせたトップアイドルの奏に突然「お前らを人気アイドルにしてやる」と宣言され、奏プロデュースの派生ユニット・飛行四季として活動することに。4人は無事に人気アイドルになれるのか？

【登場人物】
安田　冬彦(24)
16歳の時、事務所社長・千春にスカウトされ、北海道から上京する。だが、下積み時代から楽に目をつけられ、召使のようにこき使われる。1年前にアルビレオのメンバーとしてデビューするが、後衛として扱われ、楽の風当たりは強くなる。心優しく真面目な性格だが、流されやすく人の頼みを断れない。派生ユニット・飛行四季として活動するうちに大きく成長していく。

落合　奏(38)
トップアイドルグループ・Glitter starsのメンバーで、事務所の大先輩。グループ活動以外でも個人として俳優や司会業で活躍している売れっ子アイドル。見た目はかわいい系だが、実は毒舌。冬彦たちを飛行四季としてプロデュースする。

伊東　春樹(27)
アルビレオの後衛で、飛行四季のメンバー。リーダーシップがあり、トーク力も抜群だが、顔が馬面なのが欠点。飛行四季ではリーダーを務める。

竹山　夏純(26)
アルビレオの後衛で、飛行四季のメンバー。ムードメーカーだが、野性味が溢れすぎている元ヤンで金髪メッシュというファン受けしない見た目と性格が欠点。

国美　秋人(28)
アルビレオの後衛で、飛行四季のメンバー。寡黙で硬派。前にも一度グループでデビューした経験があるが、売れずに解散した。そのグループでも後衛だったため、もはや前に出ることを諦めて、自分の立場を甘んじて受け入れている。音弥とはデビュー前からの親友。

【今後の展開】
① デビュー前の強化合宿
個々の課題を見つめる

② 飛行四季始動！そしてその反響
奏のビックネームも影響して、個々の仕事も増える

③ センターたちとの確執
楽との関係性に変化