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イギリスでよく見る、おしゃれのセンス

私は背が高いので、ハイウエストやワイドタックパンツがガンガンにあるCOSが結構好きなんですが、

なんかモデルさんも背が高そう

先週末エディンバラのCOSの支店に買い物に行ってきたら、なんていうか、オフィス用の服、みたいな雰囲気で、私何が欲しかったんだっけとわからなくなって結局何も買いませんでした。仕事用の服(シャツ+ズボン)はもう結構揃っているので(白シャツ・ブルーシャツ・ストライプシャツ、黒ズボン・グレーズボン履き回し)、こういうの持っているよなあ、みたいな感じで。

で、今日は、あんまり日本(東京)では見ない感じだけど、イギリスでよく見るおしゃれのセンスについてご紹介したいと思います。

イギリスのアイコン的存在のキャサリン妃も時々着ているカジュアル、カントリースタイル。

キャサリン妃がカジュアルの時はこんな服が多い

この感じわかりますか?

雨ばっかり降るイギリスの雨用のジャケットで100年以上前の1894年にJohn Barbourという人によって始まったブランド、Barbourです。

1894年、WET WEATHER GEAR 雨の天気用としてイギリスで始まった
濡れても水を弾くように、生地にWAXが塗ってあります
このワックスのせいで独特の風合いがあるのです、オイルスキンとも言われます。

Barbourのどの写真を見ても、カントリー、SUVのRange Rover(この車もイギリスそのもの)、馬、犬、などのイギリス伝統的な雰囲気そのまま

BarbourのHPより

チャールズ国王の若い時の写真も見つけてしまいました

まさに、Barbourのモデルのような

つまり、イギリス人のセンスとしては、こういう服が「かっこいい」のです。貴族ぽいというのか、広い敷地=カントリーで長靴、Barbourのジャケット、乗馬、犬(イギリス人の犬好きは特筆すべき)。

例えば、ハイソなお友達から、サンデーブランチにおいで、と招待された場合には、着ていくものはこういうカントリースタイルが◎  仕事に着ていくようなパリッとし糊の効きすぎた白シャツ黒ズボンでは逆におしゃれじゃない。間違っても男性がスーツ、女性がドレス、では、なんか日曜日の昼間のリラックスした雰囲気にそぐわないのです(夜のパーティーではまた別として)。暖かそうな厚めの土色のコーデュロイパンツとか、チェックの起毛の柔らかいコットンとか、しかも何年も気に入って着ているんですよ、みたいな服がいい。足元はもちろんブーツで。

ということで、私も、仕事用ではなく、そういうリラックスした日曜日のランチ向けに、チェックのシャツを仕入れてきました。目立たないし、普通ぽくて褒められるような主役の服ではないけれど、ファストファッションの対局、タイムレスななが〜く使えるような、そして着ている方も見る方もリラックスできるような服のイメージで。

買ってきた!ゆるめのシルエット . . .

実は、乗馬ブーツも、オイルスキン(WAX) のジャケットも持ってます!

茶色のチノパンツか、深緑のコーデュロイに合わせようかな。

そうそう、私はこういう焦茶やモスグリーンの自然色の服や、泥のついたブーツでガシガシ家の中に入るようなところもイギリスらしくて好きです . . .

そうそうx2、イギリス伝統的な服、といえば思い出したもの。
Guernseyというイギリスの海峡に浮かぶ島で作られるウールのセーター。
寒い時にはこういう紺色に合わせたいと思った . . .

日本の藍色とでも言ったらいいのか、密に編まれた重たいセーターがとてもイギリスらしい



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