見出し画像

ささやかにお祝い

47歳でFIRE(financial independence retire early) を達成した友人夫婦が、インドネシアへ旅行するというのでその前に一緒にブランチしようと急遽、フラットが回復したささやかなお祝いをかねて、お誘いしました。

ディナーでなくて、ブランチだし、親しい友人の場合はあまり頑張らないで、テーブルセッティングもシンプルに。コットンのテーブルクロスはちょっとしわしわだけど、きっと誰も気にしない。

6人分とか8人分とか作るのは大変だけど、4人だけの食事だといつもの分量でいいので、
気が重くない

昔、よくご飯によんでくれたご夫婦奥様が、パーティーの成功の秘訣として、前日にやれることを全部済ませておくのがカギと言っていたので、掃除は済ませておく。特にブランチの場合は朝11時に来てねと言ってあるので、起きてからあまり時間がありません。そして、その奥様の最大の秘密は、起きてすぐ、もう洋服も着てメイクもして、バッチリにしておくのだそうです。そうすると心の余裕ができるのだとか。ブリジットジョーンズのように、パーティー料理が大失敗(塩と砂糖の間違えとかね)にならないのは、そういう第一歩からなんですね。そうは言っても私の場合はいつもカジュアルにジーンズでノーメークですからあんまり変わらないのではありますが、その奥様の話を思い出して、朝一番から、ピアスもつけて人前に出れる格好にしておきました。

2nd bathroomは来客用。前日に掃除を済ませておく。

特にデザートはケーキなど前日に作っておくことができるので、済ませておきたいものの一つ。私はあまりケーキが得意でないので、今回のチョイスはザクロジュース100%そのままゼリー、何も加えずにゼラチンと一緒に温めて冷やして固めるだけ、いつも透明にならず濁ってしまうのですが、温度、冷やし方などで透明に仕上げる努力はしたことがない(方法はあるはず?)。個人的には、ちゃんと固まってくれれば合格。

ザクロを絞って、ゼリーにする(4個のはずが6個できた)
食後のコーヒー・紅茶用にサイドテーブルに置いておく

当日、キャンドルの手作りで素敵すぎてバズってるjeweriさんのことを思い出して(kinaさんtreeposetomoさんsakuさん)いつもは放置しているキャンドルにも点火してみた。

キャンドルって確かに心温まるし、ゆらゆらと動くので生きているみたいですよね
生の炎をみると、アイヌ民族は火をアペフチカムイ(神)として尊んだという話を思いだします

あれ、まだクリスマスカードが飾ってある . . . 

いつもはオーブンで焼くだけ簡単な料理をチョイスすることが多いのだけれども、もう3〜4回食事に来てもらっているので、いつもとはちょっと違うものを、と思い、私の苦手な和食にしました。

和食が苦手なのは、器がないこと、材料がないこと、色が全体的に茶色になることなどなど、そして、おしゃべりしながら作って出すのに向いていないんだなあ . . .  

キンキンに冷やしたSouth Africaの白ワインと、豆腐料理、そば、天ぷら、押し寿司を大皿で出しました。大皿のいいところは、場にファミリー的な雰囲気が出るところなんですよね。ワイワイとなる。

忘れずに写真撮った 雑な盛り付けでちょっと恥ずかしいけど

本当は太巻きとか色を綺麗に巻き寿司で出したかったんだけども、時間ないし、わけいさんのところで拝見した押し寿司が簡単そうで、トライしました。こんなに綺麗にはできなかったけど。

ザクロゼリーは好評(やった!)
アッフォガート(エスプレッソをバニラアイスにぶっかけます)も出しました。

ゼリーにはギリシャヨーグルトをのせて爽やかに、アッフォガートにはダークチョコとカカオニブ
最近エスプレッソも失敗なしでできるようになってきた
Rancilioというところのエスプレッソメーカー

ちなみに、うちのエスプレッソはイタリア製のRancilioです。小型の家庭用ですが、本格的なエスプレッソができます(やや手間がかかります)。いくらコーヒー好きでも、エスプレッソマシーンまで買うという人は少ないと思いますが . . . (毎日は使わないしね)。アッフォガートはエスプレッソなしには成り立ちません。

一世風靡したティラミスというあのイタリアのデザートも作り方はとてもシンプルで簡単なようですが、普通のコーヒーで作ってはいけません(ましてやインスタントコーヒーで作るなんてもってのほかです)。あのティラミスはちゃんとエスプレッソで作るからティラミスなのです。そう、友人のイタリア人がいつも怒ってたな . . . 

友人には洪水事故から復活したフラットの様子を隅々まで見てもらい、下の階のDebbieの一件を聞いてもらい、インドネシア旅行のことを話し(全部noteに書いてることだな . . .)気分スッキリ。話を聞いてもらえるのって本当にありがたいですよね。

気になる彼らのFIRE達成後のリタイヤ生活ですが、どういう感じなのか根掘り葉掘り聞くと、1週間に数回は10キロほどのジョギング(そんなに走れないな)や早起きなどの習慣を守ってる。やや廃屋気味な人気のない家を購入して、内装仕上げ、庭仕事などをやっている。そういうプロジェクトみたいなものがないと、つまらないよ、と言っていました。そうやって2件目、3件目の不動産を持つようになると、会計(税金、諸経費)も面倒だし、You tubeでDIYビデオで勉強する日々と。うむ、リタイヤ生活の方が大変なんじゃないか。




そんな感じで、だいぶ元気になりました。ありがとうございます。


いつもありがとうございます。このnoteまだまだ続けていきますので、どうぞよろしくお願いします。