みなさん、お久しぶりです！ひととひとメンバーの高橋です。

新型コロナウイルスがなかなか収束しない状況ではありますが、来たる４月に、「ひととひと」初の展覧会を開催する運びとなりました！

私たちは「ひととひと」は、昨年から2つのwith meetingを通じて、美術業界におけるジェンダー・ギャップや、刑法・性暴力にについて皆さんとともに学び、対話を続けてきました。
今回の展覧会は、これまでの活動でメンバーそれぞれが興味を持って続けてきたリサーチやジェンダーの問題意識をもとに制作した作品を見ていただく機会であるとともに、今後も続いていく私たちの活動の一環でもあります。

展覧会のタイトルは、韓国のことわざ「女が3人集まれば木皿が揺れる」にちなんでいます。女性が集まれば謀略や不吉なことが起きるという、ジェンダー・バイアスに基づいたこのことわざ。私たちは、これを逆手にとった「たくらみ」を展覧会として表現したいと考えます。
揶揄された他者としての女でなく、主体としての「女」やフェミニスト、個人として生きていくための一歩として、「女」が集まり、ジェンダーにまつわる他愛もない雑談から深刻な歴史・社会問題までを話し、あるいは表現することは、あらゆるジェンダー・ギャップに立ち向かう一歩になりえるのではないか。この一歩一歩が、それらを打ち破る「ひび」になるのではないか。そんな思いを込めた展覧会です。

どなたさまもぜひ、ご高覧いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします！

【展覧会】
「女が5人集まれば皿が割れる　여자가 다섯이 모이면 접시가 깨진다」
会期：2020年4月10日（金）～4月26日（日）※金土日のみ開廊
時間：13:00~20:00
場所：gallery TOWED（https://gallery-towed.com/work）　
　　　東京都墨田区京島2-24-8

展覧会詳細はこちら：https://ningendearu.wixsite.com/mysite