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春のバタバタと農地

雪国は雪が溶け始める3月下旬から動き始めますが、本格的にバタバタするのは4月からだと僕は感じます。ほんと何かとバタバタするんです。特に天気次第で全て変わる農業でしたら尚更です。作業しなければいけないときに天気が悪いとドンドン後ろに回っていきます。そうすると、当然遅れます。それに伴って農地の絡みも出てきます。

家の後ろにあることもある

僕なんて全くわかりません。「あそこのあの田んぼ」と言われてもさっぱりです。でも、それで通じる農家たちはスゴいですよね!そーいうのも含めて農業って参入障壁があるなと僕思うんです。こんなこと学校では教えてくれません。理論と理屈ばかりです。

ましてまして、農地まとまってればいいですよ。「あそこに1個、こっちに1個」とバラバラ過ぎるのもあります。それだけならいんですが、まだ「アナログ」が多いんです。農地って土地です。受け渡しするために「農業委員会」に行かなければいけません。そのときにまだハンコが必要なんですね。そして、先週パソコンでほぼずっと農地の整理整頓してたんですが、想像以上に多いんです。中山間地域を含めるとやっぱりそうなんですよね〜ちなみにですが1700筆くらいあります笑
土地1つ1つの個数を1筆(いっぴつ)と呼びます。

上の写真と雰囲気似てますが別の圃場です笑

それとですね、機械のレベルアップがスゴいです。良い圃場あれば、自動化がより進みますね。農地の淘汰も進みそうです。そうすると、耕作放棄地問題もより出てくると思うんです。条件の悪い中山間地域を進んでやりたい人も減ってくると思います。住まいもコンパクトシティが進んできてどんどん山から降りてくる人も増えると思います。若い人にはもう表れている現象です。

農業従事者の減少、住まいの変化によって管理や所有する農地も変化してくると思います。もしかしたら、春のバタバタも減少するかもしれません。春の作業を見ていてやっぱり「準備」って大事だなと感じました。これは個人的な思いですが、完璧でなくとも6〜7割できているだけでスムーズさが違ってくると頭の中で描いていました。

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