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コミュニケーションを想像力でリードする | 社員インタビュー

今回のHuber社員インタビューでは、『地域プロデュース事業部』の原﨑菜月にお話を伺います!
大学卒業までずっと滋賀県で過ごしてきた菜月は、Huberに入ってから鳥取県、奈良県、神奈川県と東奔西走しています。

地域プロデュース事業部では『遊ぶ広報』に携わり、地方へ中期滞在してまちの人と関わる機会を提供しています。
現在は3つの地域で運営しており、各地で協力いただくまちの人への研修や運営のサポート、集客施策実施にシステムの管理など幅広く推進しています。
また、社内外の広報やデザインに関する業務を担う『表現と広報』というユニットに属し、SNS広告や商材ブランディングを担うなど、多方面で活躍してくれています。

3回目の社員インタビューをした健太郎とはHuberで出会い、今ではパートナーとなった菜月。
その想いを聞いてみました!

海外への憧れを胸に挑戦!機会を掴みにHuberへ!

━━菜月は滋賀の出身やったよね。近畿大学の頃までずっと滋賀に住んでたんやっけ。
そう、下宿絶対させてもらえんくて、近大は片道2時間半とかで。
留学に行きたくて語学の勉強をしたかったから国際学部にして。

滋賀の第1なぎさ公園にて

━━菜月以降、近大国際からHuberに関わってくれた人多いのよね。なんでそこにしたの。
私の場合は興味が世界に向いていたからかな。
中学の時は英語だけやる気あったし、ホームステイとかしてみたいと思ってた。
あとパティシエへの憧れもあってフランス語をやってみたりして。
高校も校歌が英語だったり、部活の前に英語の先生と英会話したりしてたのもあって、前から語学モチベ高かったのよね。
修学旅行で行ったシンガポールの高校でも英語でスピーチして。

━━凄い。それはちょっと意外かも。
その時は将来CAかグランドスタッフになりたかったんよね。
世界中飛び回りたくって、色々なものが見たかった。
幼少期のパティシエへの思いからフランス、高校で行ったシンガポールもだし、世界地図見て片っ端から行きたいくらいに。

シンガポールで修学旅行

━━とても共感できる話だなぁ。ではHuberとの出会いについて聞かせてください。
近大でHuberとBenesseが共同プログラムを実施してて、その説明会に行ったのが最初やね。
近大は1回生の時にいきなり留学できるのが良いところで、それでオハイオ州に8ヶ月行ってて。のんびりしてて静かで空が広くて、良い田舎だった。
夜に友達とご飯行ったり、ルームメイトと動物園行ったり、何気ない日常が思い出。

━━留学の話、もっと聞かせてほしいな。
んーと、1人バスでダウンタウンに行って、あてもなくフラフラして、歩いている人に話しかけて英会話の練習もしてたな。
そういえば、スタバの注文で「NATSUKI」って聞き取ってもらうの難しかってんけど。これは初めて1番惜しかった「NA”D”SUKI」↓(笑)

海外スタバあるある

━━名前をちゃんと書かれないことに定評のあるスタバ 笑
ルームメイトは韓国から来た子で、私よりもはるかに英語も勉強もできるお姉さんだったから、色々教えてくれてた。
私、学習意欲はあるんやけど、勉強が得意なわけではないから人一倍努力しないといけないと思っていて。留学始まって少し経ってから、最近どう?って夜に話した時に、まだまだ英語ができるって自信ないなって伝えたら、「来た時よりも、間違いなく伝えられていることが増えている。受け答えのスピードも全然違うよ」ってほめてくれた。
ちょうど試験の後であまり結果が良くなくて元気がなかったの察してくれたんやろうね。メンタル面でも何度も支えてくれて、私の留学生活には、欠かせなかった人だったなと思う。
で、留学帰ってきたら京都で働くって決めてて、英語を使って仕事をすることへのモチベも高まってたから京都のヨドバシカメラのレストランでバイトをするようになってん。

ルームメイトとの思い出

━━京都はインバウンド旅行者多いからね。じゃあ外国人の接客する企業を志望してたのかな。
いや、企業に入って働くことに対する興味は、その時は薄れていて。
なんか堅苦しさが嫌で。
HuberとBenesseの説明会も参加はしたけど、そのプロジェクトには参加しなくって。
でも、Huberには興味が湧いたから、その時立ち上げ前だった観光案内所の方の話を聞きに行って、メンバーとして参加することになったんよ。

京都で立ち上げた観光案内所

━━別の説明会から入ってきたのは面白いね。仕事はどうだった?
Huberの“トモダチガイド”は、自分には挑戦だったね。
でも、考えて何か価値を生み出すことへの意気込みがあって、コンシェルジュもそうだし、色々挑戦できた。
コンシェルジュとして働いていた時は、自分ができることって何なんだろうってよく考えていて。
というのも、私やりたいことやできることがあまりはっきりしていなくて。

━━目標が無い、みたいな。
そう。
「その先に何がしたいのかわからない」と友達に言われたこともあって、将来に漠然とした不安があったのね。
そういえば、国際系に興味があったもう一つの理由は、世界の貧困問題に対する関心があったからなんだけど。
誰かを幸せにしたいって考えた時に、政策など上から仕組みでどうこうというよりは、寄り添っていく形でなにかしたいなと思って。
そう考えるとHuberのコンシェルジュは旅行者とフラットに関わるスタイルで良かったな。
Huberでもっとそういう世界をつくりたいと思った。

━━行動の中で見えてくるものがあったんだね。その後、Huberに入社することになるんだね。
せやね。
会社の危機があって一度は別企業のインターンシップに入ったこともあったけど、なんばのコンシェルジュもやって、山陰と十津川のプロジェクト、それから奈良の案内所(Naranicle)とJR奈良駅のプロジェクト、ガイド事業も経て、その後に入社かな。
入社したものの、ちょうどコロナの時期だったから、外国人旅行者の方が全く来ていなくて、この状況の今だからこそできることを模索してやる時期だったけど、、、正直先は見えなし、不安もあり難しさを感じてたな。
そして、山陰に移住して地域活性の事業して、奈良に移住して遊ぶ広報やって、今は逗子に移住したね。

━━箱入り状態から急に大冒険やね。入社の決め手は何だったの?
決め手はHuberの人が好きだったから。
あと、ここにいたらワクワクできるし、任せてもらえる業務に幅があって成長意欲も満たされそうと思って。
コンシェルジュの頃はHubになる拠点を作りたくて、それをやってくれる学生たちに集まって欲しいとも思っていた。
色々な人と触れ合えるし、色々なものに特化している人と関われて、程よい刺激とプレッシャーを得られたなぁ。

トモダチのように交流できる拠点づくり

━━それで今は6年目か。菜月が今までで一番印象に残ったプロジェクトって何?
一番心に残っているのは智頭町関連の取り組みやね。 最初は仕事有りきで行ったけど、今まで触れたことのない世界観で過ごす人々に多く触れて学びになって。
外国人の方が魅力を感じるポイントってどこだろうというのを調査しながら、智頭町を案内してた。案内以外にも、プライベートでも何度も足を運んでいると、自分自身がどんどん町のことや住む人たちを好きになってるなって気づいた。
入社1年目の仕事だから、社会人として学ぶことが多いのはもちろんだけど、人としてどう生きたいかってこともたくさん考えさせてもらったよ。
なにより自分が実際に暮らして人とまちを好きになる中で、自分自身もまちに受け入れられていく感覚も嬉しかったんよね。

智頭町のお気に入りの場所「みたき園」

円滑なコミュニケーションとデザインで、気持ちの良い環境にしたい!

━━今はデザイナーの役割も担ってもらっているよね。そのあたりについて聞かせてください。
デザインに興味持ったきっかけは、小学校の時習っていた絵画かも。
テニスや書道など色々な習い事をやっていて、運動もものづくりも好きで。
絵は得意ではなかってんけど、好きではあって。

トモダチのような接客には手書きマップ!とのことで地図を作成中

━━やっぱり幼少期に嗜好に現れるよね。デザインは今後もやっていきたい?
漠然とだけど、気持ちはデザインやUIUXに特化していきたいと考えてる。
今年はすごく色々なクリエイティブに関わる機会もあって、勉強も続けてきてて。
純粋に楽しかったから、もっとワクワクを作り出す側になりたいなと思っていて。

━━好きは強いよね。
もともと仕事は成長意欲をもってやれる人間だと思っていたんだけど、正直昨年は全然その気持ちが湧かないままだったのね。
今年はクリエイティブに触れてワクワクを取り戻せて、好きが自覚できた。
見つかったって感じ。

Huberの色々なデザインを制作しています

━━良いね。そしたら、菜月がコミュニケーションで大事にしていることも聞かせてもらえますか。
とにかく自分も相手もストレス無く気持ちよくすることやね。
まず相手が気分良くできること。
“ほうれんそう”や、言葉遣いとか。
それって、巡り巡って自分に返ってくるものだよね。

━━それは意識してるなぁって感じるわ。
ありがとう!
そうやって双方安心して、気持ちよく仕事できるようにすることを重視していると思う。
自分が楽したいとか、傷つきたくないとかっていうのが根本の理由で、自分のためにやっている気もするけど。
だから、月1回は自分の性格とか見つめ直してる。

━━なるほどね。見つめ直して、課題に感じることはある?
課題はいっぱいあるなー。
考える力、言語化、論理的思考とかができてないと感じるな。
フィードバックもらった時に、「私この視点あれば一発OKだったのにな」って思っちゃう。
自分が居ることであらゆる業務負荷が解消されている状態だったら嬉しいなと思うので。そうできない時は課題感を感じるね。

━━菜月は色々考えてるなって、傍から見てもよく判るもんね。会議とかでも慎重さがよく出てる。
打ち合わせ中とかも、なんとなく感じるものとかはあるけど言葉が追いつかずで。
映像とイメージで先に浮かんでくるんだけど、言語化できなくて主張できない。
私は年齢も比較的下やし、色々な意見を聞いてから考えたほうがやりやすいなとも思うけど。
性格的にも自分の欲求を通すのが苦手なタイプだし、他の人の受け取り方を気にするからね。

━━優しさが出とるな。そういえばこれも聞きたかったんやけど、健太郎と四六時中一緒になること多くない?公私のバランスについてはどう思ってるの?
健太郎とは仕事場は一緒だけど同じプロジェクト担当ではないし、直接会話がいっぱいあるわけでもないから、そこまで一緒に居る感覚はないなぁ。
プライベートでは仕事の話はあまりしないし、仕事に触れても自分の感情とか個人的な取り組みの話とかだし。
お互いあまり干渉もしないから、自ずからメリハリついている感じではある。
それでも今日はよく一緒にいたなと思ったら、個人の時間を大事にしてみたりして、良いバランス保ててるとおもう。

『婚約』

━━それは良い関係やね。あともう一つ聞きたいのは、菜月って憧れのアイドル像を持ってると思うんだけど、憧れのビジネスパーソンとかは居る?
ビジネスパーソンとかでは居ないなぁ。
最近は携帯の待ち受けをTWICEのジヒョちゃんにしてる。
同じ骨格タイプの人で、単純に自分が好きなビジュアルやし可愛くて好きっていうのもあるけど、11年間も練習生で頑張ってきた波ならぬ努力家なところも尊敬している。
ジヒョちゃんに変えたのは、最近あんまり日々を大切に頑張れてなくて焦ってて、12月に入って気持ちを切り替えようと思ったからかな?あとは日々目に入るものって自分が好きと思うものにしたくて。

憧れを目標に

━━骨格タイプか。「形から入る」の高次元バージョンみたいな。そんななっちゃん、YouはHuberで何するの?
何しよっか 笑
もう少し、業種としてはデザイナー寄りにしたいかな。
すごく素敵な取り組みが各地のメンバーから聞かれてて、でもそれを伝えるための専任の人、デザイナーは今Huberには居ないから。
デザイナーとしてもっとガツッとやりたいし、自分なら力になれるんじゃないかと思う。
そうやってHuberメンバーがつくっている“素敵”を形にして伝えていきたいと思う。
あと、皆の役に立てるようなことならやりたい。
「私が居れば事業が回る」っていう力を身に着けてね。

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【編集後記】
地域プロデュース事業部では、遠方地域の暮らしに人を案内し、人を介したまちへの繋がりを築く仕組みを考案しています。
また、表現と広報ユニットでは、Huberの伝えたいことを可視化することに注力しています。
コミュニケーションを考え、相手の立場に親身になり、考え抜いて表現してくれる菜月は、どちらの取り組みにおいても柱となってくれています。
正直、菜月が居なければ成り立たなかった企画は多いです。
私も菜月の思いやりを汲んで、菜月が気持ちよく仕事をできる環境に貢献したいと思いました。
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