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春夏秋冬 季節の変わりと一緒に心も変わる〜不登校だった僕のはなし148〜

僕は中学1年生の春先から
学校に行けなくなり

一年半くらい家で過ごしていた。

季節によって気持ちが変わる。

冬(ふゆ)


冬は気持ちが楽だ。

変わるきっかけが少なく

寒さで外に出ようって思えないから
人に会うことも少なかった。

不登校の僕にとってはいい季節。

春になったら頑張ろうと思って、
変なプレッシャーを感じなく過ごせた。

春(はる)

春になると変わるなら、いまだって
少し前向きになる。

暖かくなると心が少しワクワクして

学校に行ってみようかと思って
挑戦したりする。

でも思うようにいかず、
落ち込んだりしていた。

夏(なつ)


夏は一番楽しく辛かった。

夏休みはみんなが休んでいるので
外で僕がいてもおかしく思われないので

気兼ねなく外に出れた。

大好きな祖父母の家に行けるので
とても楽しく、気持ちか解放される。

でも夏休みが終わりが近づくにつれて
どんどん気持ちが沈んでいく。

学校に行けるチャンスは2学期だって
この機会を逃すともう行くことはできない。


そう思って夏休み終わりに
気持ちをもっていこうって頑張るんだけど

行けなくて、また一年無駄に過ごしてしまうって

惨めになり、辛くなって塞ぎ込む。

そこを乗り越えると

秋(あき)

秋になりと少し気持ちが楽になっていた。


もう仕方ないと、いい意味で諦めらる。



クリスマスやお正月に祖父母の家に行けると
そこまでは生きていこうと思えた。

僕の場合はこんなふうに感じ一年を過ごしていた。


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