ラーメンで放置された

今日ラーメン屋に1人で行ったんですが、注文しようとして、
「すいません、つけ麺の…」
と言った瞬間に
「あ、ちょっと待ってください!」
と遮られてから、
10分くらい放置されたことをまだ根に持っています。

一回注文しようとして断られたので、向こうから聞きに来てくれるまで動けないし、最初は
「まあラーメン作ってる時は集中してるしな」
と思ってたけど、そのラーメンを作り終えたっぽい感じになっても、まだ注文を聞いてくれない。

それでなんか寸胴洗い出して
「まあ、寸胴洗うときは無心になるからなぁ」
と思って、もうちょっと待ってたら、ついに店員同士で、「遅番今日誰?」とか話しだして、
「あ、これこいつ俺のことほったらかしてるだけや」
と気付いて、そこからムカつきがとまりませんでした。

周りはラーメン食ってる客で、カウンターの中には店員が働いてて、何もせずに座ってるだけなのが店で自分だけという、なんとも言えない孤独感よ。

忙しくて忘れてただけなんだろうけど、ちょっとしんどかった。

こういう時に、自分に「ヤバいやつオーラ」があったら良いのに。と思う。

ヤバいやつオーラが出てたら、店員も
「なんかやばそうやし、機嫌損ねんようにしよう」
と他の客よりも接客が丁寧になるから。

ヤバいやつが着そうなアウターを買うしかないのか。

ヤバい奴が着そうな服専門店が近所にできて欲しい。

ヤバい奴が着そうな服専門店には、基本僕のように「普段お店とかで舐められやすいので、ヤバいやつと思われたい」やつらばかりが来るので、ヤバいやつのいない世界一平和な空間だ。

店の中にあるマネキンは、ヤバい奴がしそうコーデが完璧過ぎて、マネキンといえども緊張しそう。

ヤバい奴が着そうな服専門店には、ヤバい奴と思われたいノートを置いてて欲しい。

みんなそれぞれ、どういう理由でヤバいやつに思われたいかを、その大学ノートに色々書いてて、それを読んでたら
「ああ、自分のような人がたくさんいるんだなぁ」
と安心できそう。
そして、もちろんそのノートには僕も今回の件を書きますよ。

でも、そのヤバい奴が着そうな服専門店でも、放置されたら、、、、もう、立ち直れない。


#エッセイ #コラム #接客業











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