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日々の日記Vol.58 2024年4月15日~4月21日(一週間分まとめてアップ)


4/15

YouTubeで貧乏飯動画を見て思う。

猫のほうがいいもの食ってるよ!

人間が猫よりひもじい食事を強いられるとは生きづらい世の中になったものだ…

ついでに心霊写真っぽいのもアップした。
おわかりいただけたであろうか?

4/16

知人が『のあ先輩はともだち。』を読んで心揺さぶられたようなので、興味示してお試し版を読んでみたのだが、依存体質の面倒くさい先輩と人に愛着を持たず、一人でいたい後輩が登場するのだが、自分はこの先輩のようい面倒くさいところがあって他人事ではなく、昔は生まれ持っての性格のように思えて諦めがあったが。

しかし、岡田尊司著『愛着障害~子ども時代を引きずる人々~』などにあるようケースでは幼少期に虐待もしくはネグレクト(育児放棄)を受けながら育つと他者との信頼関係を築いたことがないまま入学して、成人になるため、ネットスラングでいうところの「距離感がバグっている」状態になってしまい、うまく人間関係を構築できなくなってしまう。

マンガに登場するのあ先輩はこの手の愛着障害だが、もうひとつ問題なのは後輩であり。この後輩は親しい人間関係や共感を良しとせず、重荷を感じて距離をとって回避しようとする「回避型」の愛着障害である。

『雪国』『伊豆の踊子』の著者、川端康成は著者自身は学校での人間関係が嫌になって『伊豆の踊子』の主人公である学生よろしく、伊豆の山奥で隠棲して引きこもっていた典型的な回避型の愛着障害なのでわたしは勝手にこの後輩を「川端くん」と呼んでいる。

伊豆の踊子から自転車旅で行った伊豆を思い出すと、また旅にでたくなる。

五月のゴールデンウィーク明けに伊豆を旅したい。

4/17


先日、あいうえお順に映画、ドラマ等を見て感想を語ると述べてからだいぶ経ったので、忘れないうちに語ろう。

五十音順 感想文(映像作品)

あ:『アイアムレジェンド』

序盤は良かった。

近未来のニューヨーク。
ここでたった1人の人間、ウィル・スミスが生活を繰り広げるのだが、マネキン相手に一人芝居など四国の限界集落にある「かかしの里」と

数少ない住人がかぶってしまい共感できるし、一人芝居できる人は役所の能力が高いので演技も問題ない。

筋トレ中に顔を歪ませるウィル・スミスを見て、奥さんと息子のジェイデン・スミスを作った時もあんな顔だろうか?と想像して吹き出した。

これを本人が見たらわたしもビンタされるのだろうか?

後半はリチャード・マシスン原作『アイ・アム・レジェンド』と違う結末で原作と違っても『ドクトル・ジバゴ』や『トータル・リコール』のように原作を超えた作品もあるので面白ければいいのだが、消化不良だったのでそこが残念。

バンパイアを統率した指導者とその集団はなんだったのか?ゾンビゲームの金字塔「バイオハザード」一作目のラスボス、スーパータイラントのようなものだったのか?それ以外にもおそらくエンディングを差し替えられたせいで伏線と仄めかししたままが多く残念でならない

もう一つ「あ」つながりで見た『相席食堂』は楽しめました。
長州力がマジ反則。

次は『インターステラー』見て語ります。

4/18

今夜のバスで京都へ向かう。遅刻しないよう気を付けないと。

池袋のバスターミナルへ向かうが都内は雨。早めに出たのでゆっくり安全第一で到着、無事に乗車。

京都が待ち遠しい。

4/19

早朝に京都到着。朝早すぎてどこ行こうか考えあぐねる。

まずは東寺、三十三間堂を観光してから京都国立博物館へと向かう。

このとき三十三間堂を観光する日本人俺だけ?と思い、実際の三十三間堂はセンターのアイドルとバックコーラス、バックダンサーらによるアイドルユニットの先駆けに思えた。

後白河上皇は清盛に金を出させて自分の家とオフィスを建造させている。その時点で力関係がよくわかる。

その後、京都北部へ向かう。
北部の待ち合わせ場所で宿泊先のホスト、早川さんと合流。夜に早川さんが作った料理を頂く。

以下の写真で登場する料理は全て彼のお手製なのだから恐れ入る!

献立は
・一文字のぐるぐる
・桜と酢橘の冷奴
・鯛の白子天ぷら
・鶏の漬け焼き
・鯛の吸い物
・ご飯

個人的には桜を塩漬けにして煮凝りに閉じ込めたものが風味といい、優雅さと粋を感じて好きだった。

腕を振るって作った早川さんの姿は『美味しんぼ』の美食家、海原雄山を彷彿とした。

この漫画の海原雄山はいざ、自身が炊事を行うと黒い台の上で不揃いの米を弾いてから炊いた米を出してもてなす一面があり、わたしが見た背中は美味いと言えば素直に喜ぶ海原雄山のようであった。

4/20

本日は知人の読書会が開催される。読書会や朗読会に参加するのは初めてだ。少し緊張する。

会場は喫茶店で先に入店したわたしと早川さんは注文したグレープフルーツジュースを飲みつつ映画の話をしていたら時間になったので二階へ移動。

会場では店主からのアナウンスののち、フレドリック・ブラウンの『真っ白な嘘』が朗読される。

この本の最後のエピソードは最後にヒヤリとさせられるカラクリが施されているが、登場人物の物語はまるでアメコミのダークヒーローが誕生した瞬間のエピソードのようであった。

よく、アメコミのダークヒーローは犯罪組織に利用される一般人が騙されて半死半生となる。そこから奇跡の復活を果たし、ダークヒーローとして降臨するのだが、この登場人物もそのように思えた。

朗読会を出たあとは一条通りの百鬼夜行パレードを見物にむかう。

興味おありなら来年も大将軍八神社(だいしょうぐんはちじんじゃ)をスタート地点に百鬼夜行が現れるだろうから、ぜひご来訪あれ。

NHKの撮影班もいたのでやはりニュースになっていた。

降水確率50%で雲行きが怪しいため、百鬼夜行の行列を見物し終えると足早に早坂さん宅へ帰宅。彼のお手製ミートソースをいただく。
すこぶる美味。

サラダのドレッシングとスープもお手製であった。

スープは玉ねぎとコンソメに乾燥パセリで作った素朴な味。こういうスープほど飽きが来ない。

サラダドレッシングがオリーブオイル、塩、おろしにんにく、伊予柑(いよかん)の果汁でつくったお手製。にんにく、柑橘類の風味とオリーブオイルのおかげで塩分は少なめでも満足できることに感動する。

食後はどうでもいい会話をしながらお酒をいただく。
気が付いたら二人でワイン6本空けていた。
楽しい語らいの酒は不思議なもので二日酔いを起こさない。

いっぽう、一人で手酌酒をするとどうしても二日酔いになるのだから不思議。

4/21

朝に出立。大阪で野暮用を済ませてから京都に戻って高速バスにて東京へ帰還。

二泊三日の京都旅行はジェットコースターのように波乱万丈ながらも東京に戻ったころにはあっという間に思え、「光陰矢の如し」とはこのことかと納得する。

東京で体力と財力を貯めたらまた旅に出たい。


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