【DTMクラシック】フンメル/ギターとピアノの為のポプリ,Op.53

今日の打込はJ.N.フンメル/ギターとピアノの為のポプリ ト短調,Op.53です。
ポプリとは日本語では「接続曲」とも訳されたりしていますが、よく知られている旋律やその断片をつなぎ合せた曲のことで、要するにメドレーです。

このOp.53は1811年から12年にかけて作曲され、当時ジュリアーニらとともに開催していたカフェでのワンコインコンサートで初演されたものです。

この曲に取り上げられているのはボワデュー、スポンティーニ、パイジエッロ、モーツァルトのドン・ジョヴァンニなど当時の人気オペラのアリアや重唱。ト短調の導入部から始まり、ト長調、ハ長調と展開していき、最後はヘ長調で終わります。

私は打込には楽譜ソフトを使用していますが、これまで使っていたMusicPro for Windowsはすでに開発中止されているし、どの楽譜作成ソフトが使いやすいか試し中で、いまは無料で使えるMuseScore4使っています。いろいろと制限があったり癖があって一長一短ですね。フィナーレが定番だけど「できるだけ安いもの」で昔から済ませてきているのでその癖が抜けません。

あとPCスペックが低いというのもあります 泣(笑)

MuseScoreの最大欠点
完成したデータをMuseScore内で演奏させたり、Waveエクスポートするとちゃんとした打ち込んだ譜面通りに演奏してくれますが、midiデータを吐き出してからDawソフトで読み込んだ編集しようとすると「全打音」がちゃんと反映されていない、スタッカートが反映されていない 等いくつかの問題点があります。
これでは譜面だけではできないニュアンスの編集とかする前に、再度音の長さやエクスプレッションをもう一度設定していかなければなりません。こりゃ手間です。多分midiデータが正確にエクスポートされていない時点でバグだと思うのですが、これ解消しないと使い続けられないなぁ

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