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【DTMクラシック】フンメル/06.荘厳ミサハ長調WoO.12-アニュスディ

Sequenced Music
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荘厳ミサハ長調WoO.12より第六章アニュスディ(神の子羊)

フンメルのミサ曲はハイドン、モーツァルトからシューベルトへと受け継がれていくオーストリアの古典派ミサ曲の典型で、華麗かつ大編成、対位法を駆使した楽曲も含まれる大作ぞろい。フンメルの宗教作品はその殆どが、若い時代、ハイドンの後継者としてエステルハージ宮廷時代のもの。
モーツァルトのミサよりもハイドンの後期の作品に類似しており、この分野では明らかにベートーヴェンの同時期の作品(Op.86)よりも手馴れた作品に仕上がっています。

静寂な神への祈りに続き、壮大なフーガへと展開していきます。
アニュス・ディの終結部は2種類残されており、静かに終わるものと、大規模で華やかなコーダがあるものがあり、後者はロンドン公演用に書き換えられたものと思われますが、今回はこちらを採用してみました。

楽器編成は、フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン2、トランペット2、トロンボーン1、ティンパニー、弦5部、ソロ、コーラス。

打込は2005年、2015年にGARRITAN PERSONAL ORCHESTRA 4という音源で制作しものです。

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