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一音目が否定されずに受け取られる空間で、自らを取り戻す

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2015年7月の記事一覧

お粥の店のいい話

お粥の店のいい話

京都建仁寺のそばに、sibayoというお粥の店が在る。この店がバカウケだという。70代後半のおばあちゃん一人で営んでいる。お店にはいると、サービスが行き届かないのが、すぐにわかる。自然と手伝いたくなる店。お客さんとの共同関係が立ち上がらざるをえない。ここでは、消費者を演じさせられたりはしない。お客さんがいないと店がまわらないからだ。

朝8時に開店し、14時に閉店。おばあちゃんの昼寝の時間だから。

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