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訪問介護における需要と供給

福祉領域に興味があり、現在は高齢者福祉において日々勉強をしています。
実際に現場の方やスタッフの方とお会いをして、生の声を聞いていきながらこちらに配信をしていますが、私自身もとても勉強になることが多いです。

もし、こちらを読んでいただきご意見などがありましたらお気軽にいただけると嬉しいです!

今回はとある訪問事業所の社長様とお会いして、様々なお話ができましたので書かせていただきます。


★福祉施設を運営していく中で一番大変なことは?
一昔と違って利用される方、働く方の希望がかなり変わったように気がします・・・
★利用される方の希望が異なるとは??
地域に住んでいる方はこれまで家族と一緒に住んでいたのに、今では2人だけとか、何かあれば駆けつけてくれるような状況で。
一部の生活面が多かったのですが、家族の要望もあってかなりサポートを求められことが多くなってきました。
★私も調べることが多くなってきたので、要望があると嬉しいですね!
そうなんですが、、、希望があっても断ることが多いです。
★断るんですか?何かあったんですか?
希望があったとしても、サービスが提供できる人員がないんです。
以前は担い手が多かったけど、従業員も高齢化となり、しっかりと提供ができる人員が確保できないんです。


以前の記事で訪問介護の事業所は株式会社がメインで運営をしていたと記載をしたいたので、ある程度の人員は採用できていると思っていました。
しかし、実際の現場ではやはり確保が難しくサービスを希望している方へ、サービスを提供する人がいないため断っているととても複雑なお話しでした。


★採用ってどうしているんですか?
ハローワークや求人掲載をしているけど、なかなか集まらない状況です。
新聞折込をして数名って感じですね。
★今後はどうされるんですか?
私も歳なので次の世代に引き継ぎたいんですか、周囲の事業所は閉鎖して、経営的にも満足することができないので、そんなリスクを考えるとどうしようもないですね、、、、


これまでの話を聞いてき中ではやはり「訪問介護サービス」のニーズは高いですが、サービスを提供する介護職員の確保ができないという現状が強いようです。

それに伴い、介護施設は閉鎖をされたり、事業の拡大もできない状況が続いてるという印象を強く受けます。

このお話を通して何ができるか、どのような市場の変化が必要なのか、今後も記事にできればと思います。

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