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妊娠回顧録①〜ようやく気持ちの蓋を開けるときがきた〜


妊娠中のことは、よく覚えていない。


もう4年前にもなるということもあるが。


よく覚えていないというより、どのように過ごしていたかは覚えているけど、どんな気持ちで過ごしていたかは、覚えていなかった。


しかし最近、以前読んだある本を再び手に取って、妊娠中の記憶、当時の自分の気持ちが呼び起こされたので、これから少しずつ記していこうと思う。


妊娠が分かってからというもの、自分が嬉しいか、嫌なのか、したいのかしたくないのかなどという感情は二の次で、とにかく「世間に恥じない母親になる」という一心でここまで生きてきたように思う。


娘が3歳になり、母親歴も3年になったいま、あのとき
自分の身に何が起こったのか、ようやく、冷静に思い返せるようになってきた。


そのことに気づけたのも、はあちゅうさんの書籍「ずっと子どもが欲しかった」を何年かぶりに手を取ったことがきっかけだ。


つづく。。。

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