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図書館を利用してみて良かったこと

自分はあまり本を読むほうではないのですがたまに読みたくなる時があります。文庫本ならば本屋さんに行って買ってしまうことが多いのですが、今回読みたかったのは、『6カ国転校生 ナージャの発見』という、お値段『2,200円+税の2,420円』の本でした。この値段では流石に簡単に買うことは出来ません。内容が分かったうえで、何度も読み返したい本だと分かっていれば、メルカリなどでタイミングを計り手の届くものを購入することになります。しかし、この本は朝にスマホで見つけ読んでみたいと思ったばかりの本でした。すぐに市内の図書館の蔵書検索をかけました。すると、在庫あり。貸出可。となっていたので借りることができ、読み始めることが出来ました。

ここ最近、図書館を利用することが多くなったので、今まで使用して良かったことなどを書いていきたいと思います。

1.蔵書に無い本も借りることが出来た

当たり前ですが図書館では本が無料で読めます。しかし自分の住む田舎の小さな図書館には蔵書がないこともしばしばあります。

自分は以前、どうしても読みたい本がありました。新品で探してもすでに絶版であり、メルカリでは定価3,000円の本なのに4,500円で売られていてどうしても手が出ませんでした。しかも市内の図書館には蔵書がありませんでした。しかし市の図書館のwebサイトにはリクエスト申し込みのページがありました。半信半疑で情報を打ち込みました。

そして数日が経ったころ、一週間以内に本を受け取りに来てくださいというメールが届きました。今回の場合、市外にこの本を蔵書している図書館があったので、借り受けたということでした。なので自分がその本を読み終えると、また元の図書館にその本は帰っていくそうです。一市民の読みたいの気持ちのために司書さんは本を手配してくれるのです。
結果、自分は読みたかった本を読むことが出来ました。

2.子供への活きた社会教育になった

自分にはサッカーを習っていて、ポケモンが大好きな小学3年生の子供がいます。だいたい本屋さんに行くとポケモンの本を見つけ、最後には買いたいという話になります。もちろん買いません。

そこで図書館に一緒に連れて行ってみることにしました。しかしポケモンの図鑑やマンガはさすがにありませんでした。ですがサッカー関連の本に興味を示しました。さらに図書館の本はタダで借りられるという説明をすると借りたいということでした。基本自分はケチな親なので、自分の子供はタダという言葉に反応します。
そして子供の貸し出しカードを作りました。この親と同じカードを持っているということが、子供の感情にとてもいい影響を与えているような気がします。自分が図書館に行くときはそのカードを持って一緒についてくるようになりました。

この図書館は建物も古く、昔の自分が遊んだ児童館を思い出させるようなこじんまりとした図書館です。ここで子供は司書さんと楽しそうに会話をし、一緒に本を選んだりしています。親以外の大人と話す機会がだんだん減ってきている中で、図書館でのこの交流は大きな経験になると思っています。

3.場所を選べば快適な学習環境となる

自分はここ最近、平日の朝から試験勉強を行う生活をしていました。7月に入ってからは、朝からクーラーをつけていることが多くありました。そしてそのことに少し罪悪感がありました。そんなときは図書館に行きます。涼しくて快適でした。これは嘘ではないのですが、自分は静かな空間で他人といることが苦手です。だから場所を選びます。

市内には2つの図書館があり、①新しく少し広めの図書館と、②いつも行く古く狭い図書館があります。
①の図書館では、平日の朝から自分のように勉強に励んでいる人や、新聞や雑誌を読みに来ているお年寄りが結構いました。また机は基本仕切られていて、参考書を開くスペースがとても狭かったです。
②の図書館では、平日は基本夕方まで人はいませんでした。夕方になると小学生などを連れて宿題をしに来る方がいました。また机は大きな8人掛けほどのものがあり、それを一人で使えました。たくさんの参考書を広げ放題でした。

こういう理由で②の図書館を自分は好んで利用していました。心地よかったです。

最後に

図書館では『無料』で本を借りることが出来るという表現をしました。しかし図書館という場所は自治体によって運営されている場合がほとんどです。これは『自分を含んだ多くの人が払った税金』によって本や備品が購入され運営されているということになります。実は図書館の利用は『無料』ではなく、利用料を『徴収』されていたと考えることもできると思います。
なので自分は、これからも多くの本をリクエストし、施設を利用していこうと思います。



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