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厚生労働省の人材開発支援助成金を申請してみた話

前回の記事で予告しましたとおり、「厚生労働省の人材開発支援助成金を申請してみた話」と題して記事を書きます。

起業を志す方、フリーランスで奮闘されている方等の参考になれば幸いです。

※しがないベンチャー企業の「やってみた系」記事です。詳しくは社労士等のプロにお尋ね下さい。


人材開発支援助成金とは?

雇用する労働者のキャリア形成を効果的に促進するため、職務に関連した専門的な知識及び技能を修得させるための職業訓練等を計画に沿って実施したり、教育訓練休暇制度を適用した事業主等に対して助成する制度です。
詳しくはパンフレット(詳細情報欄に掲載)をご覧ください。

↑だそうです。

注意点として、「事前に厚労省に申請⇒承認⇒計画どおり育成」という段取りを経る必要があります。

ぶっちゃけ、クソメンドクサイです。


時間が惜しい方、一度に沢山の社員を雇用できる方は、プロに依頼したほうが絶対早いです。


当社は吹けば飛ぶような(飛翔!必勝!!)ベンチャーですので、「何事も挑戦!」というマインドで自前で申請することにしました。


職業訓練を受ける予定の新入社員に『助成金センター行って聞いておいで!』と丸投げするブラッ●企業です

ネット上の情報って、情報を得て整理できる人にとっては有用ですが、全く何も分からない者にとっては、ピースの揃わないパズル状態。

こういう時は、とりあえず概要を掴むために、お役人様に突撃すべし!!


「君の給与を厚生労働省がいくらか助成してくれるらしい。きっと優しく教えて貰えるから行ってみてね。」と、新入社員君に凸らせました。

その際、「特別育成訓練コース」を申請予定と伝えるように言いました。
「特別育成訓練コース」とは、

有期契約労働者等の人材育成に取り組んだ場合に助成


いきなり正社員で採用せず敢えて契約社員⇒正社員登用だとお得らしい

「人材開発支援助成金(特別育成訓練コース)」のお話を進める前に、「キャリアアップ助成金」のお話をする必要があります。

有期雇用労働者、短時間労働者、派遣労働者といったいわゆる非正規雇用の労働者(以下、「有期雇用労働者等」という。)の企業内でのキャリアアップを促進するため、これらの取組を実施した事業主に対して助成をするものです。

↑だそうです。

変な話ですが、最初から正社員として雇用するのではなく、非正規雇用で雇用し、その後正社員に転用すると助成金が出ると言う。。。

世の中、知らないと損をすることがいっぱいです。

そんな私に「キャリアアップ助成金」のことを教えてくれたのは、note友達の岩切さん。(保険の営業マン)

その節はどうも。

プライベートでも交流がありまして、聞けば何でも調べて教えてくれます。何でも教えてくれるので、ついつい、岩切くんから保険を買ってしまいます。

岩切さん、世の中に「助成金」なるものがあることを教えて頂きましてありがとうございます。


少し話題が逸れましたが、「人材開発支援助成金(特別育成訓練コース)」と、「キャリアアップ助成金」は併用できるそうです。

当社では、下記の人材育成カリキュラムを作成しました。

①人材開発支援助成金の特別育成訓練コースで非正規雇用を人材育成

②正社員登用し、キャリアアップ助成金を申請

③人材開発支援助成金の特別育成訓練コース以外のコースを利用して人材育成


晴れて8月下旬に申請が受理されました。

新入社員君は9月から週3回、プログラミング教室に通いながら、それ以外の時間は手取り足取り、お仕事を教えながら、頑張ってもらっています。


助成金を受け取れるのは随分先の話ですが、今回の新入社員君の育成をやり遂げ、それを成功事例として、当社から『IT人材をどんどん育成する流れ』を生み出していきたいと思います。


※細かい申請方法は端折りました。

詳しくは社労士等のプロフェッショナルや、最寄りの助成金センターにお尋ね下さい。



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