Hyacinth

ボストン郊外の小さな街で針仕事をして暮らしています。 https://studiohy…

Hyacinth

ボストン郊外の小さな街で針仕事をして暮らしています。 https://studiohyacinth.amebaownd.com/ ちゃんちゃんこを着る前に、愛車でアメリカ大陸横断ひとり旅をしてきました。 毎日頭に浮かぶ徒然を綴っています。

マガジン

  • ちゃんちゃんこを着る前に

    これからの人生、命のある限り楽しみたい趣味を見つけました。それは車旅。愛車赤のToyota Rav4にのってアメリカ中を旅しています。 そんな旅行記をゆっくり綴っています。 徒然のエッセイも読んでいただけたら嬉しいです。 https://note.com/hyacinth388

  • ボストンで田舎暮らし

    大都会ボストンは目と鼻の先。でも、とっても自然豊かな街で暮らしています。そんな私のスクラップブックです。

  • ボストンガイドブック

    ボストンの何気ない暮らしを通して、 毎日何かしら加筆したり綴っています。 ボストンへまだ来たことがない方も、訪れたことがある方も、たくさんの方にボストンを身近に感じていただけたら幸せです。 https://www.instagram.com/bostonhyacinth/

  • ボストン暮らしの手帖

    1992からのアメリカ暮らしのなかで、出産育児はもちろん親の介護まで。ほんとうに様々な経験をしてきました。そんな日々をゆっくり綴っています。

最近の記事

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もくじ

 noteは私の備忘録+学びの場です。間違いや新しい視点をコメントで教えていただけたら嬉しく思います。 Boston のこと 街歩き     NorthEnd イタリア人街、美味しいイタリアンレストランがいっぱいです♪      Charlestown ボストンの北東部、ポールリビアの真夜中の疾走はここから始まります   お城 歴史散歩 学校教育 美術館 博物館 美味しいもの 食べ歩き   中華   シーフード エンターテイメン

    • 我が家のワインづくり 2024

       毎年我が家の裏庭で我が物顔で育つブドウ。 この家を買ってすぐに植えた小さなブドウの木は、今となってはウッドデッキへ上がる手すりになってくれるようなたくましい姿になりました。 毎年たくさんの恵みを与えてくれます。  初夏の柔らかい葉はドルマに。そして甘く実ったらアライグマに食べられる前に収穫してワインに。 それが我が家の歳時記です。   去年のワインづくりの様子はこちらからご覧ください。  びっくりな贈り物 我が家のワインづくりはとてもシンプルです。 収穫した実を潰して

      • Seiji

         毎朝目が覚めてすぐにチェックする夫とのチャット。今朝入ってきたニュースは私にとってもとても大きく。でも、悲しみよりも、本当にお疲れ様でした。という言葉しか浮かびません。そんな穏やかな感謝を込めた気持ちで小澤征爾さんの訃報を受け止めました。  小澤征爾さんの偉業については、今更私のようなものが綴る必要もなく、 今日は感謝を込めて、我が家の次男坊の名前についてお話ししたいと思います。  「流石書店」での思い出  私は2000年からボストンでの生活が始まり、ほどなくして次男

        • 地下鉄道を辿る

          Kansas John Brown Cabin Boston

        • 固定された記事

        マガジン

        • ちゃんちゃんこを着る前に
          18本
        • ボストンで田舎暮らし
          42本
        • ボストンガイドブック
          73本
        • ボストン暮らしの手帖
          3本

        記事

          母親仕事第一幕、無事終了

           本日、私の末娘が18歳になりました。私が住む地では今日から成人です。お陰様で、3人の子供達を無事に成人させることができました。 1994年に初めて母親になれた時からほぼ30年、ようやく母親としての第一幕が終わったのです。 今日は少し自分を褒めてあげよう。祝ってあげよう。そんな気持ちでこれを綴っています。  これからのお話は、私が折に触れて我が家の子供達に語ってきたことです。失笑されるかもしれませんが、今となっては私の子育ての原点だと思う出来事になりました。 オムツをはい

          母親仕事第一幕、無事終了

          アメリカ南北戦争を辿る

           2020年の暮れ、私はその当時テネシー州に住んでいた長男夫婦を訪ねました。ボストンから2日ほどかけて次男坊と運転を交代しながらゆっくりドライブ。その時に、大学生だった次男坊の南北戦争への見解を聞いて、私は自分の認識を改めるよい機会になったのです。  そして南北戦争を深く理解しない限り、いまだに続くトランプ大統領を熱望する人々の考え、そしてアメリカという国そのものを決して理解することはできない。今更ながら、そう心から悟ったのでした。  次男坊の考えはこのようなことでした。

          アメリカ南北戦争を辿る

          さとちゃんおめでとう

           本当におめでとう。心からお祝いしたい気持ちでいっぱいです。 12月が始まって日本もクリスマスモード一色ではないかと思います。 そんな中、東京のまさにど真ん中で開催される明治公園のクリスマスイベント  その素敵なイベントの表紙というか、キービジュアルに採用されたのが友人の本山慧さんの作品だと知り嬉しくてうれしくて、いまこれを綴っている私です。 本山慧さんのこと  本山慧さんは、我が家の子供たちと同年代です。そのご縁で知り合い、このボストンで一緒に育つ仲間として、ご両親

          さとちゃんおめでとう

          犬のキシリトール中毒を知ってください

           今これを書いていても、1日前に起こった出来事のことを想像するだけでまた動悸がしてきます。無知をひけらかす事は恥ずかしいですが、それでも一人でも多くの方に私のような失敗をして欲しくないと思いこれを綴っています。 ことのはじまり  昨日は日曜日。私は朝7時すぎからガイドの仕事にでかけました。 早朝に愛犬とのお散歩です。いつものように元気一杯。お通じも通常です。晩秋のボストンの朝を満喫していました。 そして仕事に。 今日は一日中ご案内してお夕飯もご一緒する予定です。娘に夕方の

          犬のキシリトール中毒を知ってください

          Old Boston を辿る旅

           先ほどいらしたお客様が、とても素敵なドレスを持ってきてくれました。 既製服なのに手縫いの裾、生地もとてもしっかりしています。しかもプリント柄がなんともいえず可愛い。  これは素敵、どちらで買われたんですか?っと聞いたらBrimfield Antique Market だと教えてくれました。うわー、やっぱり!さすが! 私も大好きな場所ですよー♪ と話が弾んで、仮縫いそっちのけの時間になりました。  私はアンテイークマーケットがあると、なんだかすぐ覗いてみたくなるのです。

          Old Boston を辿る旅

          私のアメリカ暮らし 

           先日久しぶりにThriller のロングバージョンを見た時、あの何とも言えない、日本がバブル景気へ向かう空気感をなんとなく思い出していました。 その頃の私は田舎の高校生。そんな曲がすごく流行っているらしいという噂と音楽は聞いていても、今のようにyoutubeがあるわけでもありません。どんな映像なのか知る由もありませんでした。 そして大学時代にマイケルジャクソンは初来日します。マドンナと合わせて大変な話題でした。まさに私が子供たちに「自慢」する80’sそのものです。  そし

          私のアメリカ暮らし 

          ボストン美術館

           私がこの街に暮らし始めて幸せに感じたことの一つに、ボストン美術館へ気軽に出かけられるということがありました。 東京都の文京区根津に暮らしていた頃、時間とお金が許す限り上野の国立博物館へ通っていました。思い立ったらすぐに行ける、その距離感がもつ幸せをまたボストンで再開できる。それは私にとってとても嬉しいことでした。  しかしながらボストンで暮らし始めた頃の私はまさに子育て真っ最中。 美術館へでかけても子供達の動きが気になります。 ゆっくり楽しめるようになるまでに、15年はかか

          ボストン美術館

          一発の銃声が世界を変えた。。。ところ

          って言われても、ちょとなあ。。。 っていつも冷ややかに思ってしまう私は、アメリカ人に叱られそう。 でもやっぱり日本で育った身としては、いまひとつアメリカ史の底の浅さに熱くはなれないのです。  コンコード川にかかるこの Old North Bridge で、イギリス占領下の1775年、4月19日、イギリス兵(約100人)とアメリカのミニットマン(約400人)が衝突しました。 アメリカでは大変有名な言葉、 Shot heard round the world. (全世界に響き

          一発の銃声が世界を変えた。。。ところ

          Tasha のお庭を訪ねてみたい

          ターシャといえば。。。  可愛らしいひと。 ボストン上流社会に生まれ、でもその世界に違和感を感じて。そして、そんな違和感を感じる自分を大切にした女性だといつも思っています。  この有名なお庭を作り始めたのは57歳のときからなのだとか。私ももうそろそろその年齢を迎えようとしている今、自分の美意識を大切にしようと決意した彼女の気持ちがわかるような気がします。 私とターシャとの出会い  私が初めて彼女のことを知ったのは、まだ赤ちゃんだったお兄ちゃんをつれてミシガンへ滞在して

          Tasha のお庭を訪ねてみたい

          Note の目次

           noteは私の備忘録+学びの場です。間違いや新しい視点をコメントで教えていただけたら嬉しく思います。 あ….A,I,U, E, Oか…C,G,K,さ…J,S,T,た…C,D,T, な….N,は…B,F,H,P,V,ま….M,や…U,Y,ら…L,R,わ….W,

          Note の目次

          知らないという怖さ

          先日訪れた美術展 [Fashioned by Sargent] にて、美しい緑色の衣装を題材にした作品をみました。  緑の色が随分褪せてる。時代的にもしかしてあれかな?って一瞬おもったところで、まさかね。そんな衣装、今の時代にこんなところで展示できないだろうな。っとおもって、そんなことをちょっとでも考えた自分に一人笑いです。 恐ろしい緑の染料シューレグリーン浅間山が噴火して江戸の大火があったころ、こんな化学染料がもうヨーロッパでは開発されていたのですね。合成化学が発達して

          知らないという怖さ

          魔女と世界への交易の街、セーラム

           セーラムは1980年代、少し寂しくなってしまった街を活性化させるために「魔女の街」という側面を強くアピールしました。 もちろん、交易の歴史も大切にしています。でも、ちょっとハロウィンの街というイメージがつきすぎてしまったかもしれません。渋谷と同じ、地元の人はちょっとあの賑わいに複雑な側面もあるようです。普段はとっても落ち着いた可愛い街です。  ゆっくりご紹介できたらと思います。 ハロウィンの季節はいつもにも増して賑やかです。 美味しいお店

          魔女と世界への交易の街、セーラム