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番外 「自分らしさ」と「生きづらさ」について 6 どうすればよいのか 2(内的要因)

【結論】「自分を知る」ってことが大切です

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「自分らしく生きる」ことによる「生きづらさ」について考えています。第六回は、「どうすればよいのか」の二回め。このシリーズの最終回となります。

「自分らしさ」と「生きづらさ」について 目次ページ

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どうすればよいのか 2(内的要因)

「自分らしく生きたい」と願っている人が感じる「生きづらさ」について。今回は、どうすれば「生きづらさ」を軽減できるかについての第二回です。

2.内的要因(心理的要因)

「生きづらさ」の内的要因 - こころの問題として、「4.生きづらさのワナ」にあげた問題点。

・「自分らしさ」が思い込みや思いちがいの場合
・「自分らしさ」が無意識のバイアスに影響されている場合

これら思い込みや偏見がとりのぞかれれば、より正確な「自分らしさ」があらわれるのではないか。
また、「自分らしさ」は変化するもの、ひとつに固定したものではないことに思いいたれば、「生きづらさ」を軽減することができるのではないか。
そのためにはどうすればよいのか。

(1)自分を知る
そのためには、まずは「自分」を知ることが必要です。「自分」を知ることにより、本当の「自分らしさ」を知ることができる。
では、「自分」を知るためにはどうすればよいか。

思い浮かぶのが、自己分析ツール。ネットにはたくさんありますね。哲学的・宗教的方法としては、内省・内観などの方法もあります。
ただ、ひとりでやるかぎり、どうしても主観や願望が入ってしまう。無意識からくる思考のクセも影響してしまうということはあると思います。

(2)人に聞く
これまでも何回か言ってきたように、他人の方が私のことをわかる場合があります。他人は、客観的に見ることができる。私とことなる経験や視点をもっている。

この場合の他人とは、親兄弟、教師、友人、同僚、上司などの人でもいいのですが、近すぎて客観性に欠けたり、偏見が混じってしまう可能性もあります。

より客観性をもとめる場合は、医師やカウンセラーなどの専門家に相談するのがよいでしょう。知識や技術、経験を持った専門家は、最善の相談相手だと思います。
ただ、人のいうことなんか聞けんという人には向いていない方法ではあります。

(3)本を読む
本を読むこともおすすめです。
心理学の本や専門書、自己啓発本は何らかのヒントをくれるでしょう。
小説やノンフィクションでは、さまざまな人生を疑似体験したり、生き方や価値観、考え方を学ぶことができます。ときには、一生を左右するような本に出合うこともあります。

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ここまで述べてきたことの、どれもできないという人について、私は何も言うことはできません。ただ、死なないでほしい。

厚生労働省の次のホームページを参考にしてください。

行政の方から手をさしのべてくれることは、まずない。 せめて、みずから一歩をふみだしてほしい。

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