プリンチペッサ

夫婦二人暮らし。お気楽、極楽、能天気な夫に振り回される妻。 山あり谷あり、いろいろある…

プリンチペッサ

夫婦二人暮らし。お気楽、極楽、能天気な夫に振り回される妻。 山あり谷あり、いろいろあるけれど、、なんだかんだ笑ってる。 そんなふたりの記録です。

最近の記事

優しさとは。

私たちには子供がいない。 私は人生の半分以上、子ども相手の仕事をしている。子どもが大好きだ。もちろん子どもを授かるものだと信じて疑わなかったので、結婚して母になることに期待、希望、夢、あらゆるものに溢れていた。 三十過ぎて結婚したことや、子宮筋腫の手術をしたこともあり、結婚してすぐに不妊治療専門のクリニックに通った。子どもが出来にくい体だと知り、予想してたとは言え、ひたすら悲劇のヒロインになって泣いた。そして不妊治療が始まった。 夫はとても協力的だった。検査もすぐに受け

    • 早く元気になあれ

      母が膝の手術をした。何年もみんなで説得して、やっと決心した。社交的な母なので、また行動範囲が広がるといいなと思う。 入院する前日、神社にお守りを授かりに行く。半世紀近くこの街に住んでいるけれど、改めて見ると素敵な景色だなぁとうっとり。 しばし写真を撮りまくる変な夫婦。 コロナ禍で面会も制限付き。ガラス越しに見る母は一回り小さくなった気がする。 早く元気になりますように。

      • 四十の手習い

        来る日も来る日も猛特訓。 病気が関係しているのか、どうやら小指が動かしにくい様子で a を打つのが大変そう。でも a なんて恐らく一番使いそうだから頑張って動かすしかない。 家族の名前やら、読んでいる本の帯やら、目にするものをとにかく打ち込む練習。見ていたらなんだかとてもかわいらしい。でも鬼コーチは滅多に褒めず、まだまだだぞ!と檄を飛ばす。 パソコン教室はとても楽しいらしい。それは良かった。四十の手習い(この言葉、元々は六十の手習いだったとか?)とはまさにこのこと。

        • 夫、ハローワークへ行く

          解雇宣告を受けてから、ハローワークへ行く。 きっと今までみたいに次の工場もすぐ見つかるよって思ってたと思う。病気の進行も少しずつ表れていたので「障がい者枠」で見つけることに。 主治医の勧めもあり、障がい者手帳も申請した。 実際、検索してみると「事務職」がほとんど。パソコン使えないとお話にならない現実を突きつけられてしょんぼり帰ってきた。 ほらね。病気が発覚した時にあれだけパソコン始めたら?と提案したのに。 とりあえず手帳が届くのを待ちつつ、職探しもしつつ、近所のパソ

        優しさとは。

          はじめの一歩。

          勇気を出してnoteを始めてみようかなと。まだあまりよく理解していない。少しずつやっていこう。 今日から11月。9月、10月は今までの結婚生活の中でも一番泣いて喚いて藻掻いて・・・そして何とか這い上がってきた気がする。 いや、まだ這い上がってはいない。 夫は難病を抱えている。そしてそのことで会社から解雇を余儀なくされ、まだ四十代半ばの働き盛りなこともあり、これからどう進んで行ったらいいのかと途方に暮れている、私が。 夫は前向き選手権があれば間違いなく優勝すると思うくら

          はじめの一歩。