将棋のお話(雑記)2024/02/15

最近将棋の勉強の調子が良いです。
対局が少な目で欲求不満気味ですが、それが良い効果を生んでいる様に思えます。
対局をした方が良い、と言う人もいます。
実戦は大事であると。
それはその通りですが、実戦大事って人は大体他の勉強もしてる人なんじゃね……? とか思ったりしないでもないです。
まぁ、実戦は大事なのは間違いないです。

ただ、無限に時間があるわけでもなく自分の中である程度課題がさだまっている場合に限っては実戦少な目でも良い気もします。
何より負けた時のストレスないし。

戦法別進捗

〇対抗系

・先手居飛車/後手四間飛車(進捗率:50%)
少し序盤が甘い。
・先手四間飛車・後手居飛車(進捗率:70%)
先手と後手が違うと割り切った。急戦の知識を補強。
積極的に急戦策も取れる様になった。
※目安70%程度以上は、実戦で試してトライアンドエラー

・先手居飛車/後手三間飛車(進捗率40%)
基本的に持久戦志向だが、急戦策の手札も持っておいた方が得なんだよなーと思い始める。持久戦のみに絞ればもう少し進捗率上にしても良いけど、優先度は低めで学んでおきたい。

・先手三間飛車/後手居飛車(進捗率70%)
対石田をどうするのかが課題。
一手遅い分、相手の動きがわかるので、早めに覚悟を決めれるので、何故か四間飛車と揃って後手の方が安心感がある。

・対向かい飛車(先手/後手)(進捗0%)
何もわからん。一番困ってるまである。
何故か? する人が少ないから。

・先手居飛車/後手ゴキゲン中飛車(進捗率60%)
これという対策が具体的にあるわけではないが、角交換して47銀型を構築する指し方の勝率が高いことに最近気付く。
正直先手中飛車対策の流用でも良い気もしてるので、先手中飛車対策の完成度次第でどうするか決まる。

・先手中飛車/後手居飛車(進捗率50%)
何となく方針は固まったので、あとはソフトとにらめっこを2~3時間くらいしてれば終わりそう。長かった……やっとゴール見えた。

・角交換四間飛車(進捗率40%)
一応、対策の一つを用意したがかなり微妙……。
というのも、あまりにも平凡で振り飛車側が慣れてそう。
仕掛けくらい調べておきたいが、サボろうと思えばサボれる完成度にはなっている。

〇相居飛車

・先手相掛かり(70%)
いくつかの変化を強引に暗記した。
そうしている内にいくつか気付きを得られた。
知ってるルートに入れば、勝率を高めることが出来そう。
最近のマイブームでもある。
藤井八冠の相掛かりの棋譜を暗記しようとも少し思っている。
ANKIFとちょっとした工夫(後述)があれば、不可能ではない。
暗記じゃなくて考え方を~という人もいるけど、わたしは両方やってるので問題なしです。

・先手横歩(60%)
対45角は割と対策固まってきたが、それ以外の後手急戦策に手を焼いている。ANKIFで周回して少しずつ馴らしていく所存。
青野流になった場合の変化も少し甘い。
ソフトで最善を洗っても、相手の勝負手が怖すぎるので横歩については、実戦の手をサンプリングして、少しずつ上達をしていく感じなると思っている。棋譜並べも有効だろう。
横歩も棋譜覚えるか……。

・後手雁木(75%)
大体の対策は仕上がっている。
というか、雁木を滅ぼそうとしたのに、中々手強くて使い始めている次第。
序盤の甘い所は大体調べられたはず。実戦で修正点を発見するのが楽しみ。

・角換わり(60%~)
一手損角換わり対策が甘いので、そこを補強する必要はある。
まぁそもそもわたしの角換わり勝率結構良いので普通に組んで戦っても問題がない。ただ、45桂馬速攻の基礎が最近うろ覚えになってきたので、たまには学習し直さないといけないかもしれない。

・後手相掛かり(60%)
そもそも雁木にすれば、後手で相掛かりする必要もないけど、たまにしようかなと思うこともある。
相掛かりむずすぎて、そもそも先手で明確な方針を持って指せる人ってどれだけいるだろうか……?

終盤

・7手詰ハンドブック
割とすらすら解けてしまったので、気分転換に解いてる。おもろい。
ただ、苦戦する問題も勿論ある。
・必死道場
5手必死に手を付けようかなと、開いたけど3手必死で忘れてる問題があったのでまずは、3手必死を通過してからにする。
・11手~15手詰ハンドブック
大体一問解くのに二週間~一か月かかる。
局面を覚えて歩きながら考えてる時間が長くなってきた。
誰だよこれ勧めた奴。鬼だよ……。23年7月下旬に購入して11手詰が20/90くらいの進捗。今年中せめて11手詰は終わらせたい。
……悔しいけど成果は一番わかりやすく出てる気がする。
りゅうおうのおしごとのあいちゃんみたいに同時に局面読むって方法やろうとしたけど、2~3手が限界ですぐやめた。
詰めあがり図や理想図をいくつかイメージして逆算するアプローチも使ったりして解くようにしたら効率が上がった。
・四段・五段の力
疲れているときに着手する本ではない。
答え見るな考えろ、って言われいるので出来るだけ考えはするけど、読み抜けや想定外の問題が多くて「答え見ないでもう少し考えればよかった」と後悔する日々。

・羽生の終盤術1~3
積んでる。四段・五段の力終わったら、解き進める予定。
時間あるときに眺めるくらいはしたい。
けど、つまみ食い出来るサイズじゃない。

・Zの法則
結構これも大変なのでいつかやらないとと思って積んでる。

棋譜並べ

登録者1,000人記念に買った藤井八冠の棋譜集を少しだけ並べたが、強過ぎて笑っちゃった。毎日は並べられてない。理想は毎日並べることだけど。
棋譜並べは元々苦手だし、苦手意識もあるので同じ棋譜一週間並べ続けるとかの方が良いんじゃないかなーとか思い始める。
過去の自分もそう思ったけど、中々難しくて出来なかった。
ANKIFに五手区切りくらいで入れておけば、多分覚えられると思うので、その方法を取ろうと思う。
ANKIFのおかげで勉強効率爆上がりして助かる。

まとめ

勉強滅茶苦茶捗っていて、実戦こそ皆無だけど良い感じ。
強くなってる……とは思うけど、中々自信が持てない。
もう一押し足りないというのが主観的な感想ではある。
81三段が最高段位だけど、81の三段本当に三段相当なのかな~とか疑問を持っていたりする(廃指しして初段まで溶かした人)。
結局棋力ってどうやって図るもんなのかな?
ウォーズは二段、24は4級だし、わたしの棋力ってどれくらいなのかな?

このnoteを読んでる人だけに向けてこっそり言ってしまうけど、来期のV名人戦全勝を目標にコツコツやってます。
具体的に誰かに勝ちたいという目標を持っていたかもしれないですけど、
そういうのどうでもよくなってきました。昨日の自分を超えるために日々を積み重ねていくことが最近の興味です。
ストレートにS級昇級するのは厳しいかもですけど、その先のことを考えると今から勉強沢山しておかないと、まるで間に合いません。
B級全勝昇級も、個人的にはあんまり強い内容じゃなくて、満足出来ませんでした。なので、自分が満足出来て、みなさんに強かったと言われるような棋譜を残せるように頑張りたいですね。

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