見出し画像

TVドラマはリアルタイムで。

サブスクが広まったことで昔のドラマが話題になったり海外のシリーズ作品が延滞を気にせず見られるようになったり、映画もドラマも更にはバラエティ番組もより身近なものとなった。下の記事でも少々触れたが、映画は映画館で観るために作られた作品である。真っ暗で、ノイズの無い空間。


映画は映画館で。と唱える人はよく見るがドラマをリアルタイムで。と唱える人はあまり見ない。

わかりやすくするため見出しではリアルタイムでと言ったが、録画するなということではない。私が言いたいのはサブスクや撮り溜めを一気見するのではなく、一話ずつみてこそ真価が発揮されるということだ。

連ドラを見るのが苦手な人は一定数いる。待てないという。しかし、それこそが連ドラの醍醐味ではないだろうか。

映画が映画館でみることを前提として作られるように、ドラマは各週一話放送されることが前提だ。つまり前者は”環境”後者は”時間”を仮定して作られる。

ドラマは毎週一話みるからよい

毎回毎回大切にみて、感想をシェアしあって盛り上がり

余韻に浸り

次の放送を一週間楽しみにして生きる。

TVドラマ好きとしては、共有できる人が少なくなってしまったことが悲しい。その点Twitterでは案外未だテレビっ子が多いことが感じられるので感謝している。トレンドでネタバレを食らうこともままあるが(苦笑)


好きな場所で好きな時に好きな番組を見られる。視聴者に便利さがもたらされる時、作り手の想定は失われる。

オンタイムに意味があるのは生放送番組だけではないのだ。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?