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旅の記事たち

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旅行記など、旅に関する記事をまとめています
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記事一覧

重版へ求愛行動を続けて3年が経った

重版。甘美な響き。 すべての著者が愛する単語。新聞広告やSNSには、日々「重版出来!」の文…

岡田 悠
5か月前
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3年半ぶりに海外に行ったら、なめらかすぎた

海外へ行った。2020年1月の南極以来だから、もう3年半ぶりの海外だ。それもひとり旅である。育…

岡田 悠
8か月前
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17年前に2秒見えた海を探す

17年前、海が2秒見えた。 あの海の記憶大学進学のため上京したのは、2006年の3月。山々に囲ま…

岡田 悠
9か月前
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修学旅行でヤンキーと一緒に正拳突きをした話

20年前、中学の修学旅行で沖縄に行った。最終日、班に分かれてアクティビティをすることになっ…

岡田 悠
10か月前
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名前のかっこいい国「エルサルバドル」を探しに仙台へ行く

名前のかっこいい場所に行きたい。名前がかっこいいとそれだけで旅が楽しくなる。「サマルカン…

岡田 悠
10か月前
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GWの東京が混みすぎなので、最も検索されていない駅へ行く

僕は人間よりイノシシが多い田舎で生まれ育った。だから上京したあとも人混みが苦手だ。満員電…

岡田 悠
1年前
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エミューの住む家に行ったら、1歳児は茄子に怯えた

エミューという鳥がいる。体高2メートル近くにまで育つ巨大な鳥だ。そしてそのエミューと一軒家で二人暮らししている人がいる。「砂漠」さんという方だ。 もともと都心で人間の限界に挑むほどの長時間労働をしていたが、いまは田舎に移り住み、仕事をしながらエミューの「エミューちゃん」と生活。その様子を「エミューちゃんと二人暮らし」というYoutubeチャンネルにアップしている。 元々、砂漠さんとは旅好きのつながりで知り合った。とんでもなく面白い旅行記を書く人がいるぞ…という噂を聞き、読ん

新著を出したこと、じっっっっっっっと眺めて時間と遊ぶこと

新著が出ました。『10年間飲みかけの午後の紅茶に別れを告げたい』という本です。河出書房新社…

岡田 悠
2年前
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生まれて半年、バナナが届かない君へ

君の後頭部が禿げた。 髪全体の毛量は増えているのに、生まれて4ヶ月が経った頃から、後頭部…

岡田 悠
2年前
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『ワンダーラスト』:688人から成る旅行記

2021年1月、「#0メートルの旅」というハッシュタグで旅の思い出を語る企画が始まりました。2度…

岡田 悠
2年前
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【検証】無人の物々交換所を設置すると、何が置かれるのか?

モノを買うとき、その価値も、決済手段さえも自分で考える必要があったら...人は何を支払うの…

岡田 悠
3年前
6,109

トークイベントのゲストに、ヤギを呼ぶ理由

2021年4月10日。トークイベントのゲストに、ヤギが現れる ー 鼻をつく臭いが足りない。皮膚を…

岡田 悠
3年前
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「終わらせる場所」 福島第一原発で見た4000人の日常

「福島第一原発を見に行かない?」 そう誘われたのは、1月下旬のこと。東京電力から特別な取…

岡田 悠
3年前
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旅の本をつくろうとしたら、旅へ行けない世界がきたから

初めての本が、12/15に発売される。 ダイヤモンド社より、『0メートルの旅』というタイトルだ。予約受付中。 興奮しています。 学生時代から、15年間旅を続けてきた。海外は約70ヵ国、国内は全都道府県。なにかに取り憑かれるように、遠くへ、近くへ、移動し続けた。 初めての旅行記は、初めての一人旅。巨大なバックパックを抱えて、モロッコに降り立った夜のこと。A4の大学ノートに、不安な気持ちをびっしりと埋め尽くした。 字が汚すぎる。 そのあとはmixiやfacebookに