１１月３０日に小麦を蒔いた。私たちにとって初めての小麦栽培。一粒一粒に願いを込めて…

小麦の種類は、農林６１号。農林61号は、70年以上の歴史がある小麦の品種で、ここ埼玉県内でも以前は主力品種だったらしいが、全国的にも生産量が激減しているため、幻の品種となりつつあると聞く。

そしてこの種は、自然農園を営んでいらっしゃる明石農園さんから購入した貴重な種。どうにかうまく育ってほしい。
まずは、お日様が全体にあたるように畝の線を東西に並行に引いていく。幅は長靴で目安をつけながら約３０センチ。

紐に沿って線を引いていくのは、ピッケルの先を鍬の柄に取り付けた自作の道具。
これはある農家さんが定植や種まきに便利だと、動画で紹介していたのを真似たもの。↓

麦がうまく育てば、畝間に陸稲を巻く予定。麦と陸稲のリレー栽培に挑戦しようと思っている。
次々にやりたいことが増えていく。自然栽培の夢は広がるばかりだ。
思い通りに育った時は、とても嬉しい。
うまくいかなければ原因を考えて次に活かす。
その挑戦が楽しくて仕方ない今日この頃。

１２月７日・畑の様子

１２月に入っても天気のいい日中は小春日和の暖かさ。
畑の苗もまずまず順調だ。
ただマルチの草の確保がだんだん難しい季節に入ったことが、これからの課題になりそう。