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活きのいい新入社員のみんなたち!「うさぎと亀」になっていませんか

こんにちは!株式会社1LDKにて女性向けコンテンツのプロデューサーをしております、店長です。
この記事は焼肉屋の店長をしていた私が弊社代表に拾っていただき、この春から未経験業種であるITコンテンツプロデューサーとして奔走する成長記noteです。私が入社した経緯はこちらの記事をご覧くださいませ。

さて、2023年4月から株式会社1LDKに入社し、タイピングもままならないような赤ちゃんOLだった私ですが、入社から数ヶ月が経過し、PC操作や仕事内容に慣れてきました。慣れてきた結果、調子に乗りました!
本日は私が調子に乗るまでの経緯と、実際に調子に乗ってしくじり大失敗した私の反省を紹介いたします。新卒入社&異業種転職をした歩兵のみんな、俺みたいになるな!!

入社4ヶ月目。他の誰でもない、私がうさぎになりかけてる

まず、私の属する女性向けコンテンツ制作チームの紹介をします。
リーダー、みょんさん

●いちかわ君(ほぼ同期)

●MeTちゃん(ほぼ同期)

こうして見出しを並べてみるとみんな入社当初が虚無すぎますね。
ご覧の通り私の所属するチームは全員社会人経験が浅く、そのことにコンプレックスを感じつつも日々努力し、日進月歩を続けるメンバーが揃っています。
そしてそのチームの中では、私は前職で3年間中小企業に勤め続け、飲食店店長(ストアマネージャー)をしていたと言うこともあり、バイトの教育やコスト計算や日々の接客によって鍛えられて「コミュ力」「社会人経験」という点で同時期入社のメンバーと並ぶと比較的出来る方であるという自負がありました。

また、体育会系焼肉店での長時間拘束のニコニコ肉体労働を評価されていたので、多少の失敗は愛嬌と長時間稼働によって取り返せる、という手応えだけが私の中にありました。この悪習が失敗の始まりです。
日本語がめちゃくちゃだけど会議の場で発言したら「意欲的だというアピール」が出来るし、遅い時間まで働けば「頑張ってるアピール」、持っている作品数が増えればその分売り上げも増えるので、自分がチームの稼ぎ柱になれたら「この会社の重要な人材」になれると信じて仕事をしていました。
その考えに基づき、慣れてきたあたりから出来る自信がなくてもやたらに仕事に手をつけ、持ち作品を増やし、自慢のタフネスで乗り切ってやろうと企てていました。

でも、私はまだまだ経験の浅いやわらかなITプロデューサー。急にブーストをかけて走り出してしまったので、出来上がっていない体で抱えるタスクは次々と手のひらから溢れていき、それらを拾いに戻る作業を繰り返すうちに、自分が今本当にやるべきことを見失いました。
そして頭が痛くなった私は、「こんなに作品数を持っているんだし」と勝手に増やしたタスクを言い訳に、なんと、怠けました。
(書いててめっちゃ恥ずかしい。アホすぎるだろ)
その構図は、昔話「うさぎと亀」さながらでした。初速が良かったうさぎは調子に乗って休んでしまうのです。昔話ってちゃんと教訓があるんですね。

チームメイトを見て感じた、堅実に目先の仕事をこなすことの大切さ

そうして私は「あ〜〜そろそろあれをやらんとやばいな〜〜〜」と思いながら、心臓に大汗をかきつつ好きなタスクへ逃げ続けたわけですが、元気だった頃に引いた締め切りは容赦なく近づいてきます。そうしてついに、締切に間に合わないことが確定し、決壊します。
本末転倒すぎてめちゃくちゃ落ち込みましたが、自業自得な理由で凹みまくる私の傍で着実に仕事を進めてきたチームメイトが、独自で作った未達タスクが可視化できるスプレッドシートを「使ってみて!」と渡してくれました。神か?
彼女は今自分が抱えている打倒すべき課題を理解し、その解決策を考えて対策を練っていたのです。そして水面下で行ってきたそれを悩むメンバーに共有して寄り添ってくれるなんて、すごい。
組織にとって必要な人材ってこういう人なんだろうなと強く感じました。

というか勝手に作品数を増やして破綻して凹んでクヨクヨしている私に上司の皆様がメンタルケアをしてくださったのですが、その時間は本来社会人にあるべき時間ではなかったので、自分のモチベーションは自分で保てるようにならないと社会人として終わってますね。
それが難しいなら仕事量をセーブすることも務めの一環なのだと痛感。
今回の件は自分の承認欲求の強さが招いた事故なのですが、組織に認められる人間になりたいのであれば、自分にかけられている期待の内容を正しく理解し、それに応えていくということが必要でした。
この「期待に応える」という言葉に対する手応えを得ることができたので、今回の一件も価値のあるものへ昇華できてよかったですが、元気や明るさが売りの暦浅社員の皆さんはどうか私と同じ轍を踏まないでください…。

「うさぎで亀」になりたい

今回の大失敗から『自分のできるペースで堅実に仕事をこなすことの大切さ』を学んだわけですが、それでもやっぱり最終的には「正確・丁寧・速い」の仕事ができるビジネスマンへの憧れが捨てきれません。
だから今回の学びを活かしつつ、この野心を失ってはいけないなと思います。
めちゃくちゃ仕事できるようになりたい、と人に言うと笑われそうなくらい今の私はダメダメなのですが(今のところ笑うような人には会わずにやって来れているのですが、この会社の外に出たら現実見ろよと笑われそうなくらい今の私の仕事のできなさがすごいのです・・・)、今私が思っているような身の丈に合わない向上心は全員にあるものではないと、大学時代の友人や前職の同期を見て感じています。
ただこのやる気と呼ばれているものが時間の経過と共に消えていってしまう ものだと言うことも理解しています。
仕事を一通り覚えたら、そこから先は仕事に対する情熱が差をつけていくことになるのではないかと信じています。
もしもそうなのであれば、ダメな私の唯一の武器は「やる気」なのだと思うことにしました。これがきっといつか会心の一撃となりうる可能性のある火種だと信じて、消えないように守り続けることも仕事かもしれません。
「元気だけど無能」な暗黒の新入社員を終えたら「元気だけど平均的」「元気でそれなりにできる」「元気だし有能」にステップアップしていこうと思います。そのために、自信をなくしてやる気も尻すぼみにならないように今は求められている仕事を確実にやるしかないですね・・・!
そうやっていくうちに、うさぎの速度で進める亀にいつしかなれるかも。

めざせ、うさぎで亀!!!

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