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政治を選ぶ力[前半]

こんにちは。
今日で最後まで読み切りたかったのですが、如何せん政治に関してはわからないことだらけでなかなかページが進まず…明日に持ち越します。
本を読むときはなんでも質問したら答えてくれる人の横に座りながら読めたらなぁ、と常々思います。

内容はとても学ぶべき箇所が多くなるべく書き出したかったので申し訳ないですが乱雑に書き出して整理しないまま投稿します。

選挙の時になると「景気をよくします」と事後的にしか評価できないフレーズを掲げるのが一番悪い。
有権者も選挙において経済問題を一番重視するわりには数字をきちんとチェックしていないのではないのでしょうか。
政治を評価する基準をしっかり定めることが重要。それを有権者が行うのは難しいかもしれないが、少なくとも政治評論家は数字など客観的なデータをもとに政治を評価し、それを基に有権者が政治を評価できるようにするべきだ。
例えば、景気をよくするとは具体的にどういうことか、、GDPの上昇や、雇用者報酬×雇用者数の総雇用者報酬など。

自民党政治は現在の利益を守り、官による需給調整を重視し、マーケットをあまり信用しない。競争は避け、流動化というものは望まない、落ち着いた静かな政治。こんな方向性が見えてきます。
官による需給調整とは例えばタクシー業界です。官がタクシーの上限を決めてしまう。これにより既存のタクシー業界は守られるかもしれないが、新規参入できず、さらに競争も起きない。つまり消費者にとっては運賃も減らないのでメリットなし。しかもの上限を決める数というのは根拠に乏しいのでタクシー不足や超過の可能性もある。さらにウーバーなどの世界的なバズワードをも避ける流れで完全に閉鎖的になる。
これに対して、マーケットを重視した場合、市場の自動調節機能によりタクシーの数は最適化され、運賃やサービスの競争により消費者に大きなメリットが与えられる。
流動化については日本が諸外国と比べ転職に対して良いイメージを持たないという風土もあることから、クビを恐れ転職できる環境が整っていない。
流動性がないということは社員が逃げないということと同義です。社員が半ば奴隷状態になることであって、会社にとってこれほど都合がよいことはない。それが低賃金、時間労働などの劣悪な労働環境につながっている。
つまり流動化を促進することで様々な問題の解決につながるので転職のフォローなどを国が支援すると良い。
そうなると自民党政治に対するもう一つの政治の方向性は将来の利益を考え、チャンスを公平に与えることを重視し、官による需給調整を排してマーケットを重視する。弱者を固定しないための競争を重視し、流動化を促す。競争に敗れた弱者を徹底支援するが、それが固定化したり強者に変わってきたりした場合にはさらに改革する。と、自民党政治と比べ動く政治という感じです。

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