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会社経営・組織運営は順序が9割

こんにちは。株式会社ハイパーで、マーケティングや組織運営に携わる中の人です。
この度当社では、マーケティング部と経営企画が統合され、新しい部門として再出発いたしました。

私は今までマーケティング活動がメインストリームでしたが、今は総合的に会社を見て仕事をする立場になりました。そうしたうえで情報収集していく中で思った事をまとめました。


順序で考えるコト

会社の目的はより良い商品やサービスを提供することで利益をあげること。であるかと思いますが、そこに至るまでのプロセスも大事です。
特に人手不足が問題になり、キャリア形成の早期化が進む今、プロセスを経営から現場まで浸透させていくことがより大事になっていると感じました。

目的やゴールがよく分からないけど、とりあえず売っている状況と、目指すべき場所や社会的意義がハッキリとしており、会社のトップからそれが表現されている組織では、あらゆる活動へのモチベーションが変わってきます。

具体的には

■ 目的もなく何となくソリューション営業をするのではなく、自社の強みやマーケットが求めるものをしっかりと認識し、戦略を立ててからマーケティングや営業活動を行う。です。

とりあえずWEBサイト作って広告で集客。という考えでは、穴の空いたバケツに水を灌ぐことにもなりかねません。
売れないものを営業、マーケティングで売ろうとしない。漠然と人を採用したりしない。しっかりと顧客やマーケット理解を全社で行い、経営が判断する。という流れが重要だと感じました。

また、コスト削減という言葉についても経営や組織運営で使いがちでしたが、収益性の高い会社や事業を作ってから、コスト削減や適切な節税に取り組むことが重要だとも感じました。
コスト削減という言葉が独り歩きした結果、投資や未来への動きが鈍くなり、その日その日を歩き続ける。という事に繋がります。そうすると、優秀な人材から「この会社では成長に時間がかかる」と抜けていってしまうでしょう。

良い事業、ルールが先

組織運営においても順序が重要です。
良いサービス・事業創りを行えば、自然と組織の雰囲気は良くなっていきます。「このサービス売れないよ」という状況では、活発な意見も出ないでしょうし、一見良さそうに見える組織も、ただの仲良しクラブになっている可能性があります。

また、その人のキャラクターや、感情で認めてしまわず、ルールはルールとしてしっかり構築しましょう。
好き嫌いなどの感情を優先せず、論理的にそうあるべきことや事前に定めたルールに基づいて意思決定し、その後、個々人の感情に配慮することが重要だと思います。

まとめ

今までは目の前のマーケティング業務と向き合ってきましたが、全体を見てから目の前の業務に向き合うことで、優先度や目的意識をより強く持つことができました。

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