hayato inada

インターネットとお酒が好きです。グリー → ビズリーチ → プレイド → パラレル

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最近の記事

2024年4月振り返り

2024年4月の振り返り(読んだもの + α の備忘録)です。 先月分はこちら 読んだもの何もしない (おそらく)アテンション・エコノミーに対する警笛を鳴らしている本 曰く、情報に溢れた現代で、各種ソーシャルメディアがアテンションを喰い物にする中で、我々にできる唯一の抵抗は「何もしない」をすること 例えば公園のベンチに座って何もせずにぼーっとする そうすることで、目に映る鳥や草花など、「自分が注意を向ける対象」を意識的に選べるようになる みたいなことが書いてあって

    • 2024年3月に読んだもの

      3月に読んだ記事や本のメモ。今月は少し忙しくてあまり本を読めなかった。 先月分はこちら プロダクトマネジメントプロセス概要X で流れてきたので読んだ toB SaaS におけるプロダクト開発を念頭においているが、いくつか概念として役立ちそうなものがあったのでメモ P.18 生産性 vs 売上の対立構造を避けるためには生産性を証明する難しさから逃げないこと ぐうのねもでない 似たようなところで 顧客満足度 vs 売上 みたいな対立もよくあるけど、これも顧客満足度とい

      • 2024年3月最近の時間の使い方

        最近の時間の使い方についてメモ。直近1ヶ月くらいは意識して朝型生活を続けているがなかなか調子良い。 5〜6時: 起床 コーヒーを淹れて飲む その日の気分でカセットテープを選んで流す、という何かそれっぽいことしてテンションを上げる 〜8時半: 仕事 まだ頭がフレッシュなうちに、その日一番重要な仕事に集中する 〜9時半: 支度して子供を保育園へ 自転車で5分くらい。雨が降っているとつらい気持ちになる 〜10時半: だいたい以下3パターンのどれか 1/ そのまま出

        • 2024年2月に読んだもの

          2024年2月に読んだ本や記事のメモ。今月はあまり読めなかった。 ↓先月分はこちら↓ ビジョナリー・カンパニーZERO2021年の発売当初に買って読んで、久しぶりに読み返した 原題は「beyond entrepreneurship」で、Netflix CEO が毎年読み直す本らしい https://forbesjapan.com/articles/detail/33134/page1 第3章 リーダーシップ・スタイル、第4章 ビジョン、第9章 卓越した戦術の遂行あ

        2024年4月振り返り

          2024年1月に読んだもの

          2024年1月に読んだ本や記事に関するメモ 世界は贈与でできている X で誰かが年末くらいに Post しているのを見かけて買った 礼儀の本質は「冗長性」にある というくだりが特に印象に残っている。贈与は「不合理なもの」として目に映る、と 他人に感動してもらう・驚いてもらうためには、その人の期待値(≒ 合理的な予測)を超えないといけないので、合理性の枠組みからはみ出るように考えないといけない。なので、合理的に考えた結論 + α の色をつけるようにしないと、感動や驚きは

          2024年1月に読んだもの

          敢えて答えを出さない(急がない)勇気

          この記事は検索エンジンプロダクトを一緒に開発してた同窓会 Advent Calendar 2023の16日目の記事です。(バックデートです、ごめんなさい…) パラレル でプロダクトマネージャーをしている hytind です。 プロダクトマネージャー ≒ 意思決定が仕事 という中で、職務放棄では?と思いつつ、「敢えて答えを出さない(急がない)」ということも実は大事かもな〜と思ったというメモです。 ネガティブ・ケイパビリティ という概念 「ネガティブ・ケイパビリティ 答え

          敢えて答えを出さない(急がない)勇気

          うまく言語化できないのは言葉にしていないから

          いや、言語化できてないから言葉にできないのでは?という矛盾はありつつ、たまに読み返す「思考の整理学」という本に書いてあった一節がとても刺さったのでまとめておく。 余談)この本は大学1年生のときに生協で手にとって以来何回か読み返していて、行方不明になるたびに買い直しているので(Kindle版含め)数冊手元にあったりする。 とにかく書いてみる この「書く作業は、立体的な考えを線状のことばの上にのせることである」という表現がとてもしっくりきた。 何らかのトピックについて色々

          うまく言語化できないのは言葉にしていないから

          2022年の振り返りと2023年の抱負みたいなもの

          正月番組を横目で見ながら2022年の振り返りをまとめてみる。お供に old perth cask strength をちびちびと舐めながら。新社会人の頃からお世話になっている BAR でオススメされたお酒で、美味しすぎてその場でポチってしまった。年末年始に間に合ってよかった。 仕事について引き続き パラレル という会社で、周り人たちに恵まれながら楽しく働けています。2022年はまた少しプロダクトに軸足を移せた気がします。 前半はプロダクトのアクティベーション、オンボーディ

          2022年の振り返りと2023年の抱負みたいなもの

          良い壁になるための壁打ちの技術

          地味PM Advent Calender 2022 の 7日目の記事です。はじめてのアドベントカレンダーなのでお手柔らかにどうぞ はじめにはじめまして。パラレル というスタートアップでPMをしているイナダ(@hytind)です。新卒でグリーに入社し、その後ビズリーチ、プレイドを経由して今に至っています。 パラレルには2020年8月に6人目の社員として入社し、創業メンバーを除いた1人目のPMとして働いてきました。 いわゆるSNS領域で、友達と通話しながらゲーム・動画・音

          良い壁になるための壁打ちの技術

          限りある時間の使い方 を読んだ

          最初ちょっと胡散臭い本かな?と思ったけど、意外にもかなり面白かったのでまとめておく。 「時間の使い方」というタイトルになっているものの、いわゆる一般的な時間管理・タスク管理のハウツー的な内容は巻末の付録に10数ページくらい書いてあるくらいで、そもそもの「時間」に対する認識を改めるようなエピソードが本の大半を占めている。 やりたいことが全て出来ることは絶対にない曰く、時間は有限で、人生は思っている以上に短い(なんと約4,000週間しかないらしい)ので、効率よくタスクを管理し

          限りある時間の使い方 を読んだ

          リーンマネジメントの教科書 を読んだ

          TLで流れてて気になったので手にとってみた。大企業の中で如何に新規事業を進めるか、という問いに対してすぐ使えそうなハウツーが書かれている。さくっと読めて良い。会社内での立ち回り、マネジメントみたいなところは自分の状況的に参考にならなかったが、前段となる「未知の課題にどう取り組むか?」という点について頭が整理されてよかった。 個人的に面白かった箇所のメモ。 構造から伸びしろを探す。そのために 今大事にしているものを否定する ついつい「本質的に提供したい体験は何で、それを強

          リーンマネジメントの教科書 を読んだ

          ランニングと習慣化について思うこと

          今年の頭に ランニングを再習慣化する という目標を立てて、だいぶ習慣づいてきたなーと思ったので、何が良かったかを振り返ってみる。 今年の1月の途中から走りはじめて毎月80〜100㎞ くらい走ることができている。(7月末時点で 600km なので、年間で1,000km くらい走れたらよいなぁなどと考えている) 元々走ることが好きだったかと言うとそんなことなくて、子供の頃はずっと柔道をやっていて、持久力というよりはどちらかというと瞬発力が求められるスポーツだったので、「走る」

          ランニングと習慣化について思うこと

          映画を早送りで観る人たち を読んだ

          GWに2時間くらい電車に乗る用事があったので、移動のお供でパラパラ読んだ。筆者の独特な?評論口調があまり得意ではなかったが、早送り消費が行われるようになった背景をコンテンツ供給側と消費側(とくに傾向が顕著なz世代)から読み解いていてそれなりに面白かった。映画や動画のアクセシビリティが上がって日常に溶け込んできたことと、コミュニケーションの共通項がなくなってきたこと あたりが要因なのかな。 映画もドラマも ”特別なもの” ではなくなった わざわざ映画館に行ったり、放送時間に

          映画を早送りで観る人たち を読んだ

          続・インターフェースデザインの心理学 を読んだ #1

          続・インターフェースデザインの心理学 を読んだ。前作の インターフェースデザインの心理学 を確か新卒2年目くらいに読んでとても面白かった記憶があって(何が書いてあったかは覚えていない)、何かのきっかけでググったときに続編が出ていることを知ってポチってみた。 脳のしくみとユーザー体験 にも書いてあったけど、ユーザー体験は複数の認知プロセスの積み重ね によって構成されるものなので、人間がどのように物事を捉えるかという心理学的側面からデザインを設計する上で気をつけるべきポイントを

          続・インターフェースデザインの心理学 を読んだ #1

          コーヒーを飲みながら、雑談するようなフィードバック

          先日会社の夕会(夕方の雑談の時間)で 1ストライク2ボール と呼んでいるフィードバックをやってみたのだけれど、個人的にすごく良かったので振り返ってまとめてみた。 1ストライク2ボール というフィードバック方法 1ストライク2ボールというのは、その人に対して良い点を1つ、改善点を2つフィードバックするという取り組み。これ自体はよくあるやり方だけど、評価者対被評価者の1対1のフィードバックとは違って、複数人で相互に行うというのが少しユニークな部分かもしれない。 この取り組

          コーヒーを飲みながら、雑談するようなフィードバック

          自宅保育しながら仕事するときの心構え

          1ヶ月ぶり2回目の保育園休園が決まり、今週1週間は自宅保育で子供をみながらの仕事になってしまった。withコロナ みたいな言葉は好きではないけれど、こういうことが不定期で一定発生する前提で仕事や家庭への向き合い方を考えておかないとな〜と思い、備忘録的にまとめておく。 仕事の余裕がなくなると家庭の余裕もなくなるし、逆もまた然りなので、共倒れにならないようにリズムを上手く作れるようにしておきたい。 時間は基本的に足りない 今回大事だなと思ったことはとてもシンプルで、 時間は

          自宅保育しながら仕事するときの心構え